想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

ラ・フォルジュルネ・オ・ジャポン 2012

2012-05-07 11:13:35 | 音楽

 

Cimg0698

 

毎年、連休は、「ラ・フォルジュルネ・オ・ジャポン」に出かけることにしている。

 

今年のテーマは、ロシア音楽で、チャイコフスキー、ラフマニノフ、ムソルグスキー他、馴染みの作曲家が多いので、楽しみにしていたが、生憎の天候で、予定を変更して、最終日の子供の日に出かけた。

 

天気も回復し、皆考えることは同じなのだろう、大変な人混みで、会場が東京国際フォーラム周辺のオフィス街なので休みの店も多く、昼食時は行列で貴重な時間をロスした。

 

普段あまり見る機会が少ない作曲家の楽譜他の展示を見ることができるので、分散された会場を回るので結構疲れた。帰宅して、万歩計を見ると、16600歩を示していた。良く歩いたものだ。

 

ロシア民族楽器集団、テレム・カルテットやウイーン少年合唱団の無料公演もあり、良い音楽に接することができ、家族ずれには安上がりの休日である。

 

あちこちで小コンサートが催されていたが、あまり人前で演奏する機会のない若い演奏家には、良い機会かもしれない。

 

帰りの地下鉄のことである。優先席に男の子3人を連れた家族ずれが一列を占拠して座っていた。そこへ2人の幼児を連れた妊婦の家族ずれが乗ってきたが、素知らぬ顔であった。見かねて、別の年配の女性が席を譲ったが、3人の子育てをした母親が、中一位の男の子に席を譲るようにも言わないのは意外であった。

 

残念だが、これが現在の日本の状況である。

 

これを見ると、子供手当で現金を配る政策は、もっと別の形にすべきだという気がする。