「あほリズム」(713)

2020-08-05 06:50:36 | アフォリズム(箴言)ではありません

          「あほリズム」

 

           (713)

 

 いま、日韓で起こっている過去の問題を巡る対立は、一連の米中

対立の代理対立にほかならない。つまり韓国はかつての「宗主国」

中国の「冊封国家」に戻っただけのことだ。

 

            (714)

 

 私見ではあるが、香港併合を見る限り、台湾有事よりも先に地続

きの朝鮮半島で有事が起こるのでないかと危惧している。もちろん

それは中朝連合が朝鮮統一の大義を掲げて韓国に赤化を迫るからだ

が。すでに朝鮮民族は「二国二制度」までは実現しているので後は

一国に統一するだけのことだ。中国が覇権を握る限り、そして金一

族が北朝鮮を支配する限り、北朝鮮の民主化は起こり得ない。そこ

で、韓国は南ベトナムのようになることをいちばん怖れている。

 

            (715)

 

 もっと私見を言わしてもらえれば、わが国はあまりにも韓国の追

い詰められた立場を理解していない。朝鮮戦争の休戦協定が解かれ

れば、戦争放棄を宣言している日本は同じ自由主義体制である彼国

ために集団的自衛権を行使して戦うつもりがあるのだろうか。しか

し、そもそも南北分断の責任が日本にもあることを忘れていないだ

ろうか。いかなる理由があったとしても、かつてわが国は彼らの領

土を軍靴で穢したことは間違いない。彼らの日本叩きは分裂の原因

が日本にあると思っているからではないだろうか?つまり「戦争の

被害者ヅラする日本人はあまりにも無責任だ」と。彼らにすれば、

それに比べたら島嶼の一つや二つの領有権を主張してもそれほど間

違ったことをしているとは思っていに違いない。