「あほリズム」(666)

2020-04-15 20:33:58 | アフォリズム(箴言)ではありません

       「あほリズム」

 

        (666)

 

 近代文明社会は「限界」に達しつつある。

近代社会の「限界」とはヒューマ二ズムの「限界」にほかならない。

たとえば、コロナ禍では社会的弱者は置き去りにされる。

だとすれば、我々は命の「限界」を覚悟して生きなければならない。

限界に達した社会はこう言う、

「残念ながら君の生きる権利までも《物理的に》保障できない」

つまり、社会的価値のない者は《社会》淘汰される。

それは、アンチヒューマニズムにほかならない。

 ただ、我々には社会を棄てて自然に帰る権利は残されている。

ところで、アンチヒューマニズムとは自然の世界にほかならない。

どうです、死ぬこと込みで自然に帰ろうとは思いませんか?

 

            (667)

 

 われわれから自立心を奪うもの、それは死の恐怖である。