(童話)万華響の日々

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亡き娘の肖像画 画家諏訪敦の世界

2012-02-28 21:12:32 | 生と死を想う

2月26日のNHK「日曜美術館」再放送を観ました

ご両親は交通事故で30歳で亡くなった若い娘さんの肖像画を画家、諏訪敦さんに

依頼し、その完成までの半年にわたる肖像画の作成までの大変な過程を記録したもの

でした

写真は故人のリアルな面を正直に伝えます

しかし、細密な肖像画には写真からは得られない依頼主の願いが込められて現れてい

そうです

完成した肖像画をみると、その願いを画家、諏訪さんは本当に見事に達成していました

死んだ娘さんは両親の心の中で生きているのだそうです

ご両親は生き写しの娘さんの肖像画に向かって、

生きている娘さんに向かっているように話しかけることができるということです

愛する故人と会うということは、この世の重大な課題です

この記録もその一つの方法を示しているでしょう

 


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