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テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

SONYのBCLラジオ ICF-6700

2012-02-11 12:10:39 | Weblog

今日お預かりしたのは SONY, ICF-6700 で FM のみが機能しないと云うお話でした。 この種
の受信機の修理に付きましてはこちらの ホームページ  https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ から
お問い合わせ下さい。

    上は 76.5MHz、Inter FM の鶴見中継、下は 81.3MHz, J-Waveの受信状態。76.5MHzの
感度は若干低い感じだが出力の少ない中継局なので信号強度はこの位なのかも知れない。
81.3MHzを含め通常の局の感度は十分だった。

他のバンドも診てみたがSW3がカウンターも含め機能していなかった。 サテどうするか?

2月12日 お話では FM が時に動作しなくなる(カウンターも)とのことで可也梃子摺る可
能性が有るが近々取り掛からせて頂こう(問題が出るのを待っていられない気もするが)。

2月13日 何とか症状が出ないかと取り組んでいたが今朝ヤット出てくれこれで先に進める。

FM の受信が出来なくなると同時にカウンターも機能しなくなるとのことでFMの局発を診
てみた。 周波数に問題は無かったが、出力レベルが小さい(約80mVp-p)可能性が有り
念の為交換してみた。

使われていたトランジスタ (2SC930) の hfe は可也低そうだったので交換してみたが変化
は無く、次いで 10.7MHzの IF 出力を診たところ問題無く出ていた。 こうなると FM/AM
の切替を行っている SW3 が怪しいがこの部分の修理は難しい。

 AM/FMの切換を行っているSW3は6回路2接点のスライド・スイッチだがまともに機能し
ていたのは1回路のみだった。 この種のスイッチの修理は略不可能で一度修理を諦め掛
けたが気を取り直し、再度挑戦してみた。  しかし FM は機能しなくなるとまるで直る気
配が診られなかった。 下の画像の中央より上にこのスイッチの白い頭部が見えている。

駄目元で奥の手を使わせて頂き好結果を得ることが出来た、良かった!

2月14日  昨日は時間切れとなり組み立てずに家路に就いたので今朝から組み立てに取
り掛かった。 イヤハヤ単にケースを元に戻すだけだが何とも作りが上手くない。結局
2,200μFのケミコンを一回り小さな近年の物に交換したが、組み立てに1時間半を費やし
たのは初めての経験となった。 


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