テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

Blaupunkt, Frankfurt 3種

2013-06-11 14:23:13 | Weblog

先ずは1960年代中頃の物と想われる Frankfurt のLMU3バンドモデルで振動に依り大きなノイズが発生
していた。 この種のラジオの修理、改造に付きましてはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/
からお問い合わせ下さい。

6月26日 先日振動でノイズが発生すると云う問題をを修理したが、未だ直っておらずノイズが出るとの
ことで再度お送り頂いた。 アンプ・ユニットのコネクタ辺りを触るとノイズが出るとのことだった。

通電したところ音声出力が無く(先日修理いた際の状態とは異なっていた)上の画像に見られる様、配線
の1本が切れていた。 ここを直し好結果を得たが、この部分が最も切れ易い。

 

2台目は珍しい日本製の Frankfurt で可成り後年のステレオ(4Ch)モデルで多くの問題が診られた。

電源スイッチはONしたままで機能していなかった。 この部分は一つでステレオの音量、音質、バランス
の調整を行なっており同じ物が手に入らない限り直し様が無い。

選局機構も空回りしていたが上の画像に見られる様多くプラスチック部品で構成されており直せるか疑問。

前面パネルにはCDに機能が切り替わったことを示す表示が在るが、切換のスイッチ等が見当たらない。

 

3台目は Frankfurt St. US で1980年頃の物と想われるフル・ステレオモデル。 左右の音量に可成り
差が有った。 他にカバレッジの改造、iPodアダプタの増設のご依頼を頂いた。

 

左右の音量に差が有る問題は幸い上手く直りカバレッジの改造に取り掛かった。

若干感度とAVCに不安な点が診られたのでIF回路のケミコンも交換したが、一部に国産(マルコン)の
1980年代?頃の物が3個使われていた。 (可成り昔国内で修理が加えられていた)

モノラル用のiPodアダプタは多く手掛けているが、ステレオ対応の本体にモノラルは無いのでステレオ対応
としたがこの時期の物にはL、Rの表記が無く、単にⅠ、Ⅱとあるだけなのでそこから調べる必要が有る。


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