今日お預かりしたのはBraun, Audio 2でターンテーブルが回転することは確認されたとのお話しだった。
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レコードの演奏終了後本来は電源が切れる構造となっているのだが電源が切れないとのお話だった。
トーンアームのレスト部分がもっと沈まないと針が盤面に届かない。
仕方なくピアノ線で作られた先端部分を少し曲げた。
ターンテーブル以外の動作を診てみたが FM(海外バンド)は良好だったが、AM (MW) は機能してい
なかった。
ターンテーブルが若干低く少し本体を擦っていた。
ターンテーブルを少し上げ実際に聴いてみたが回転もカートリッジも良好だった。
今回の最も大きな問題、演奏終了後電源が切れなければならないと云う問題に取り掛かった。
構造や動きが分からないのでターンテーブル部分を外に出した。
ご依頼主が調整を試みたと伺ったネジが上の画像に見えている青いペイントが塗られたネジ。
試みに中心に近付いた時にぶつかる部分までの距離を縮めたが変化は無かった。 動作原理が分か
らないと先に進めそうもないが果たしてどの様に動くのか?
4月10日 演奏を開始するスイッチ(レバー)の1と0に対応する位置を記しておいた。 上は0、下が1。
演奏の終了時、鍵型の部分にターンテーブルの裏に在る突起が入り込み、ターンテーブルのイナーシャ
で中央の部分が時計方向に回り電源が切れ(1→0と)状態が変わると想われたが上手く動かない。
お預かりした際の状態は上下の画像に見られる乳白色のプラスティック部品の右上に在る突起が青
い印を付けた金具の外に在ったがそれでは意味が無いのでは無いかと内側に入れてみたが変化は診
られなかった。
分かって仕舞えば多分小さな問題なのだろうが、動作する物と比較する位しか解決方は無さそう。 し
かし想像した動き方ではある所で急激に回転が止まることになるが本当にその様な動きで良いのか?
4月12日 引き取りにいらした際のお話では近々もう1台同じ物が入荷するとのことだったのでそれが
問題無く動けば機構系の本来の動きが分かり今回の物の原因が判明するかも知れない。