テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

SONY, ICF-SW77

2021-04-15 16:24:24 | ラジオ

今日は大阪にお住いの韓国の方から Braun, SK 55 が修理で届くことになっていたが急遽修理中止と
なり時間が出来たので問題の有る ICF-SW77 に取り掛かった。 この種のラジオの修理のご依頼はこ
ちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

問題はと云うと FM は良好に動作するものの、AM は周波数表示は為されるものの全く受信せず、信
号強度を示す表示部は常にフルスケールとなっていた。

内部を見てみたが、表面実装の電解コンデンサは殆どリードタイプの電解コンデンサ、或いは積層
セラミックに換えられており一部はフィルムコンデンサに換えられていた。 基板は綺麗に洗浄され
た様で、また半田付けの様子から可成り慣れた方が手掛けたものと想像出来る。

上が AM の状態で周波数は954KHzが表示されているが全く受信はしておらず、信号強度のみがフル
スケールとなっている。 下は FM (NHK 横浜 81.9MHz) 受信時。

これまで使っていたブロック・ダイアグラムと回路図では文字が殆ど読め無いので改めてダウンロード
してみよう。

4月16日 この種のラジオに明るい友人に症状を知らせたところパターンに謎のジャンパー(上の画像
の白いリード)が在るが一体何だろうとのことだった。

黒い接着剤の様な物を取り除いたが左の方はどの様に繋がっていたかは不明。

IC301 の 4番端子 AGC2 と繋がっていたのは(多分下図の様に)ダイオードと 5KΩを経由して Q318
(High Cut Mute) のベースだった。 先ずこのジャンパーを外した状態で通電したところスンナリ動作し
た。 一体何の為の追加回路だったのか?

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