テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

Arrow ブランド 6バンド ラジオ

2016-01-06 11:38:20 | Weblog

今日お預かりした1台目は Arrow ブランドの MW+SW(x2)+FM+PB(x2) の 6バンド・ラジオで
AC100Vでは動作しなかった。 一応6バンド全て機能したがPB (High)のカバレッジが解せな
かった。  この種のラジオの修理、改造に付きましては HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ 
からお問い合わせ下さい。

2本在るロッド・アンテナの片方は何故かスピーカー端子の片方に繋がれていた(グランドに繋ぐ
とは考え難いのだが)。 他にハンドル部分の固定が不完全だったが構造が良く分からない。

1月7日 確認したいことが幾つか有り先ずはシャーシを取り出してみた。

片方のアンテナを何処に繋ぐのかがハッキリしない 元々はボイスコイルの片方に接続されて
おりグランドに落としている様だがこれでは意味が無い。 実際の回路を追ってみたが片方の
ロッド・アンテナはバンド切り替えスイッチに依って接続箇所が換えられており、もう一本は必
要無い様だった。 (単なるダミー、恰好だけなのか?)  この種の輸出用マルチバンド・ラジオ
に共通していることだが回路は元より、特に機構部分はどれも頼り無い。

ハンドル(取っ手)部分の問題は一部が割れて仕舞いガタが出て仕舞った様だった。 (要接着)

FMのバンドの改造は左程困難では無さそうだったが感度に付いては目下不明。

1月9日 取っ手、片方のロッド・アンテナの修理を終えシャーシーを組込んだが分解、組込み
だけでも可也の時間を要する(失礼を承知で申し上げるとこの手の製品は機構設計が稚拙で
何時も泣かされる)。 次いでFMのカバレッジの改造に取り組んだが、感度は残念ながら余り
良く無く、特に低域ではそれが可也顕著だった。 

 

1月10日 低域での感度の低さが気になり改めて取り組んでみた。 幸い略倍近い感度が得ら
れたが使われているロッド・アンテナが可成り短い様だった。


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