今日の1台目は久し振りの三菱 6P-125 で動作は不明とのお話だった。 この種のテレビの修理の
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先ずはベンチで AC100V を通電してみた。 一応若干のノイズは出たが全く機能しなかった。
取っ手が異常に変形しているのが気になった(後部に可成りの力が加わった様で嫌な予感がする)
AC 100V では略機能しなかったので DC 12V を加えてみたが内部で怪しい音が発生していた。
見難いがブラウン管内部で紫、或いはオレンジの発光が診られた(ヒーター/フィラメントでは無く)
時々上の様な激しいスパーク(放電)が診られた。 ブラウン管の真空度が可成り低下している。
6P-125, 6P-126 も可成りの数を手掛けたがブラウン管の真空度低下は初めてとなった。 重篤!
5月19日 ブラウン管にクラックが入っていると想われたが実際の状態を診て見た、
想像通りブラウン管のネックの最後部にクラックが入っていた。
見難かったのでホコリを払ってみたがクラックは2箇所入っていた。 (可成りの力が加わった様)
5月20日 ゴーサインを頂いたので分解に取り掛かった。
キャビネットの後部が変形していたので修正した。 次いで取って部分に取り掛かった。
奥が正常な物、しかし激しく変形している。 何とか元々の形に近づけた。
クラックは2か所だけでは無かった。
今回のモデルのキャビネットはジュラルミンの薄板で構成されており後部の変形が他にも影響して
おり組み立てるのに梃子摺った。 上手く動作してくれ連続運転に取り掛かった。
若干センターがズレているが実用上は問題無いと判断した。
ビデオ・コンバーターの出力をロッドアンテナに軽く結合させた。
こちらで製作しているビデオ・コンバーター (2CH Out)