今日の3台目は札幌市の S さんからお預かりした Braun, SK 55 で色々と問題を抱えている様だった。
この種の装置の修理、改造に付きましてはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお問い
合わせ下さい。
最初カートリッジが無くなっているのかと想ったがエア・キャップにくるまれ中に落ちていた。
内部から何かが転がる音がしていた。 出力管 EL 84 が外れて落ちていた。
お話ではラジオは機能したとのことだったが、機能したのは LW(長波)だけで、MW(中波)
と FM は機能しなかったがスイッチを何度か押した結果 FM は微かに動作した。
ターンテーブルは伺った様全く回転しなかった。
可成り難航しそうだった。 ツマミを外したが選局ツマミの外側が剥がれて仕舞った。
先ずターンテーブルが回転しなかったのはモーターえの電源ラインが切れていた。
MW と FM の切り替えスイッチ部分に接点復活剤を掛けたり切り替えを可成りの回数行った結果
何とか動作する様になり、FM の日本バンドえの改造に取り掛かった。 当初 FM の感度、音量共
可也少なかったが調整後可成りの感度、音量となった。 今日はここで時間切れ。
9月12日 昨日の続きに取り掛かった。 FM のフロント・エンドは古い機種と同じ様な回路なの
だが周波数を下げると局発が停止して仕舞うので無理をせず下端を 81.3MHzとした。 更にバンド
切り替えスイッチの接触不良は完全には直らず可成り切り替え時工夫が必要だった。
カートリッジの部分に取り掛かった。
幸い非常に良好に動作してくれ回転も音量にも問題は診られなかった。
今も FM の連続運転を続けているが、バンド切り替えが完全では無いが一応終わりとさせて頂こう。
最後に ACプラグを日本仕様の物に換え、外部入力用ケーブルとアンテナ・コードを加えた。