先日こちらで修理した Braun のターンテーブルのモーターが回らなくなって仕舞ったとのお話で別
の物からモーターを移植するのが良いのでは無いかと2機種の物を添えて頂いた。 この種の物の
修理のご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。
左は PC3 、右は Atelier 1 の物だがモーターを固定する中央のゴムが殆ど無くなっていた。
下が固定の為のゴムが無くなって仕舞った物、上はそのゴムが有る物。
以前修理した物に通電してみたが最初良好に回っていたが、数分後に擦れる音がし始めやがて止まった。
モーターのローターの左上がステーターに触れている様だったので一度軸受を外し位置合わせを行った。
暫く回転させてみたが未だ若干触れている様だったので再度分解した結果略良好に回転する様になった。
始め本の少し振動音がモーターから出ていたが20分程で無くなり、既に50分程連続で回しているが音も
無く非常に良好。
TC 45/1 のリフトが機能せず、また中央から可成り離れたところで演奏が終了してしまうとのお話で
再度診させて頂いた。 他にいじっている内に内部でショートした様で電源が入らなくなって仕舞っ
たとのお話だった。
リフトの機構を診るには上のアルミダイキャスト製のフレームを裏返さねばならないがその為には
トーンアームを外さねばならなかった。
下の画像に見られる独楽の様な形をした部分が固定されてなければならない様だった。
振動を吸収するスプリング3個の内の一つのナットが無くなっておりスプリングの一部で止めらていた。
トーンアームの高さが低くレコード針が盤面に当たって無かったので調整した。
最後までは演奏出来ず下の画像の位置で終了していた。
音声の出力レベルが低く(特に右チャンネル)多分アンプ初段の修理が必要そうだった。
先日AM側のバリコンのシャフトが固着していた為回らず何とか回る様にしたのだがそこがまた
回らなくなって仕舞ったとのお話だった。
シャーシを取り出しシャフトに噛合っている小さなギアのシャフトを回したが細いダイアル糸で
駆動するには必要なトルクが大き過ぎ無理だった。
Bluetooth 送信機に音声信号を出力する為のケーブルを用意した。