今日の3台目はBraun, Audio300で動作確認をご依頼頂いた。 昨日発送の連絡を頂き伝票番号も
伺っていたが間もなく帰宅時間となって仕舞うので担当の営業所に電話をし、間もなく帰宅して
仕舞うが高価な物なので明日午前中に届けて貰う方が無難と伝えたが30分以内に届けるとのこと
で少し待った。 この種の装置の動作確認、修理、改造のお問い合わせはこちらのホームページ
http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ (新) にお願い致します。
非常にシッカリ梱包されており開梱だけで20分近くを要した。(全く想定外)
5月13日 昨日は帰宅時間を遅らせ一応開梱し輸送中に問題が無かったことを確認した。
先ず電源電圧設定を変えた。
中波と FM のアンテナ端子(プラグ)はドイツでしか手に入らない。
先ずラジオの動作は中波、FM(海外バンド)共良好だった。
ターンテーブルに取り掛かったがモーターは回転していたがターンテーブルは全く回転しなかった。
困ったことにモーターのシャフトと途中に入っているゴム・プーリー間に問題が在りそうだった。
5月14日 ターンテーブルに取り掛かった。最初この部分の前面パネルを外そうとしたが無理だった。
何故シャフトとプーリー間に距離が有るのか原因が分からなかったがアレコレ眺めた結果、多分こ
れが原因では無いかと想える点が見付かった。
ただ設定が拙いと上の画像の様に速度調整機構にぶつかって(擦って)仕舞う。
何とか良好な位置を見付けられた。
実際にレコードを掛け動作を確認したが良好だった。 ただご依頼主の所(大阪)にトラックで運
ばれる時に折角の設定が変動して仕舞う可能性が有りそうだが....
5月15日 何故モーターのシャフトとプーリー間が離れて仕舞い駆動出来無いのか原因が中々分か
らなかった。(この機種及び姉妹機種を加えても同様のモーターは数度しか診て無く、今回の様な
問題は初めての経験となった) 結論から言えば今回のモーターは振動をアイソレートする目的か
上部、下部を合成ゴムで覆い、そのゴムの部分を金具で固定しているが、そのゴムが経年で変形し
て仕舞った様だった。
簡単に発泡プラスチックで少し片方を持ち上げると上手く動作したが、もっと確実にする為に4mm
のビスで固定してみた。
速度調整機構の円盤がマグネットにぶつかって仕舞ったので位置を調整した。
先の4mmのビスでは可成り下に出っ張るので別の方法を試みたが好結果は得られず、下に出っ張
るが元の方法に戻した。
結果安定して動作して呉れたので見た目は余り芳しくは無いがこの方法を採った。 幸いゴム足の
高さよりは低いので平らな所に設置するなら問題は起きない。
5月17日 今日も朝一で連続運転を開始し何度か繰り返してみたが問題無く演奏出来た。
想定した時間を可成り超えて仕舞ったが最後に外部入力用のケーブルを作り終わりとしよう。