東京に在る放送局から3か月程先に放映される番組でニキシー管が取り上げられるがこちらのブログ
に使われている画像を使わせて頂いても宜しいかとの問い合わせが有った。 こちらのブログで FRQ
-80 に関する記事の中に登場するとのことで PC を立ち上げ自分のブログを検索した。 確かにそこ
には 松下 VP-4761A(周波数カウンタ)を FRQ-80 の動作確認に使っている内容でこのカウンタには
ニキシー管が使われている。 上下の画像は VP-4761Aの修理に使ったニキシー管と IC でニキシー
管はブルガリアから Burroughs の B-5870 を4本購入した。 上の画像の左の3本は JRC 製 B-5870S
で Burroughs の物は JRC の OEM と想われる。 ニキシーのドライブ用の IC はロシアから購入した。
こちらえのご連絡は ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。
電話を終え FRQ-80 の記事の中にはニキシー管と云う言葉は登場しておらず、如何にしてこちらに
辿り着けたかが気になりご担当の S さんに電話をした。 今回の話は相模原に在る自販機がズラリ
と並んだお店の自販機の一つに調理時間の表示をする物が有りそこにニキシー管が使われている
ことに端を発している様だった。 次にニキシー管を使った初期の電卓を調べる内にこの種の物の
熱心なコレクター K さんに行き当たり、その K さんからこちらが紹介されたとのことだった。
件の自販機のお店に関係する記事をネットで探したところ可成りの数で、中には実際にラーメンや
ハンバーグを購入した感想等の記事が多くヒットした。 ところで自分のニキシー管に関するお話
をすると1970年に開催された大阪万博に(多分 電電公社から受注した)出品した電気時計を担当
した。 ステッピング・リレーとインダクション・モーターを使った時計を組み合わせた単純な時計だ
がそこに大きな丸形のニキシー管を使ったと記憶しているが、当時の勤務先の別の事業部がニキ
シー管や真空管を製造していたので産業用のニキシー管使用のカウンターを多く手掛けていた。