テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

RCA Victor, KCS118A (17-PT-9057? 1958)

2020-10-06 17:03:12 | テレビ

今日の6台目は RCA, KCS118A で帰宅間際だったので何も出来なかったが明日以降取り組ませて
頂こう。 この種のテレビの修理、改造のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/に
お願い致します。

側面のツマミが欠落しているが果たして調達が困難な2重の物か、単なる普通の物か?

10月7日 欠落しているツマミを何とかしようとストックを探してみたが何れも日本仕様、直径6φ用
の物で米国仕様 1/4" (6.35φ) 用では無いのでそのままではシャフトに入らない。

仕方なく半丸ヤスリを使い内部を時間を掛け削った。

10月9日 昨日秋葉原で部品を購入して来たので今朝から本格的に取り掛かった。

何としてもシャーシーが外せず悩んだが、シャーシーは裏面では無く前面から外すことが分かった。

多くの部品は簡単には外せないプリント基板上に在り交換は可成り難航する。

先ずは電源が入らない問題に取り掛かった。 幸い上手く通電出来る様になった。

使われていた CRT は 17BZP4 だった。

偏向ヨークの後部のプラスチック部分は可成り傷んでいた。 辛うじて形は保っているが偏向ヨーク
がキチント固定出来無いと画像が傾くので如何に補強するか?

一応ラスターは出たので地デジチューナーの信号を加えた。

通電後10分程は上の様に何とか同期は取れていたがやがて同期が外れて仕舞った。

何とか水平/垂直の同期を取ったが直線性等は非常に悪い。 (上部が伸びている)

サテ可成り難航しそうだがどうするか? ご依頼主に伺ってみよう。

10月10日 ゴーサインを頂いたので水平、垂直偏向回路に取り掛かった。

AGC回路を含むペーパーコンデンサを換えてみた。

上はコントラストが低すぎ、下は逆に高すぎる。

可成り垂直の帰線が目立ちまたAGCの効きが悪い様想われる。 輝度調整も可成り微妙。

10月11日 輝度調整のポテンショメータが殆ど機能していなかったので朝一で部品屋さんを訪ねた。

輝度は良好に調整できる様になったが電源トランスがCRTの電子銃の直ぐ下に在りどうも漏洩磁束
の影響で画像が上下に振動するがこれは致し方無い様想われる。

 

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Mc Intosh, C 29

2020-10-06 11:00:12 | オーディオ

5台目は初めてとなる McIntosh, C29 Stereo Preamplifierで通電後30分程経過すると音量が増え遂
には音量調整が不可能になるとの何とも解せない症状を呈するとのお話だった。 この種の機器の
修理のご依頼はこちらのホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

AUX 1 (L) に1KHz, 200mVp-p を加え、Main (L) の出力を診た。 出力レベルは 200mVp-p に調整。

上が入力端、下が出力端での信号波形。 13:10 連続運転開始。

上は通電20分後一度出力が無くなったので Main Output Level を調整した結果。

上は通電後1時間5分経過後の波形で伺った様な問題は発生していない。(14:32 現在問題無し)

10月7日 ご依頼主がどの様な入出力を使っているのかを改めて確認したがこちらの試験方法と変
わらなかった。 確認の為今日も先程来 (14:10) 連続試験を再開した。

入力レベルは約100mVp-p、出力レベルも略同一となる様 Volume で調整した。

上は30分後 (14:40) 、下は1時間15分後 (15:25) の波形。

2時間後 16:10 の波形。 問題は診られない

10月8日 可能性として、ボリュームに接触不良が在って接点復活剤を使い直そうと試みられたかも
知れないと実際に見てみた。

ボリューム部分には接点復活剤が吹き付けられた様な形跡は見られなかった。

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National, TR-1010

2020-10-06 10:59:33 | テレビ

4台目は松下の TR-1010 で元箱入りの未使用の物の様だった。 この種のテレビの修理のご依頼は
こちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

単三4本を加え動作を診てみたが音声も映像も非常に良好だった。

Inspection+Repair 4,400x3+Shipping 870.=14,070.

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SONY, ICR-120

2020-10-06 10:58:44 | ラジオ

3台目は SONY, ICR-120 で見た目可成り良好だった。 この種の IC ラジオの修理のご依頼はこちら
の ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

これまで Ni-Cd 電池は自動的に交換して来たが先頃この電池が手に入らず少し充電を試みることに
した。 英国等で Varta 製の電池と謳って販売している人間が居るが、本当にVarta 製か問い合わせ
たが回答は無かった。 12:20 充電開始(開始時の開放端の端子電圧 1.94V)

昨日、今日 ICR-120 が届くことをご連絡頂いたので買っておいた Li-MH 電池の充電に取り掛かった。
昨日の16時に開始し、各電池に3V,10mAを流していたが今日の11時に破裂音がして一つが上の画像
の様に壊れた。 約19時間充電を続けていたがまさか破裂するとは考えて無かった。 これまで電流容
量は少ないと感じていたがこの様な状態となるのでは最早使えない。

10月7日 破裂しなかった電池を使って連続運転を開始した(13:36)。  結局今日は 16:32 まで動作さ
せたが(一応静かな環境なら問題無く聴けるレベルで)フルに充電すれば3時間以上使えそう。

10月8日 連続運転を続けた結果可成り好結果が得られたので電池の交換に取り掛かった。

ところが交換後パタット動作しなくなって仕舞った。 (古い電池を外しただけなのだが?)

リード線3本と抵抗一つの半田付けが外れていた。 一度頭を冷やすことにしよう。

この機種や ICR-100 は中身を取り出すだけで神経を使う!

湿度の高い国内に在った物だとパターンはもっと酸化が進んでいるのが普通だが、それでも電池の
近くの半田付け部分やリード線は可成り酸化しており半田付けも容易では無い。

何とか修理を終え今日の発送に間に合うかと梱包を始めたところで郵便局の人が集荷に見えた。

 

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JEF 75

2020-10-06 10:57:36 | ラジオ

2台目はJEF 75と記された小型ラジオ (Integrated Circuit と記されてはいるが現在のICとは異なる)
で多分ホーマーの物と想われるが何処にもメーカー名は無い。 この種のラジオの修理のご依頼は
こちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

電池用の電極の緑青が酷かったのでヒタスラ取り除いた。

この位で良いかと一度電池を挿入し確かめてみたが未だ接触は不完全だった。

電極を更に磨いた結果、良好に電流は流れ約 800~1,500KHzを良好に受信出来た。

 

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FM Sounds (Micro FM)

2020-10-06 10:50:59 | ラジオ

1台目は以前も一度同一モデルを2台修理した超小型 FM 専用ラジオで今回電池は付属していなか
った。 この種のラジオの修理のご依頼はこちらのHP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致
します。

電源スイッチが固着していて動かなかった、 無理に力を加えて壊して仕舞っては元も子も無い
ので力加減に気を遣う。

何とかスイッチは ON 位置に持って行ったが、電池が無く如何に動作確認をするか困った。

細いビニール線の被覆を剥がし電極にテープで留め、更に小さな電池で抑えた。 電池用のスペー
スは約 8φ だったので手元に在ったAG3 (7.7x3.3mm) と云う電池を入れてみたが高さが高い様だっ
た。 多分SR726W (7.9x2.6mm) か SR726SW (7.9x2.6mm) 辺りの電池を使うのだろう。

偶々自分の時計用の電池が SR726W だったので装填してみた。 結果から云うと厚みが不足してい
る様だったので厚い SR41W か SR41SW (7.9x3.6mm)  又は安価な LR41を使うことになりそうだった。

3V で動作確認を行ったが、添えられていたワイアーアンテナを使い作業台に置いたままで FM を
良好に聴けた。 (音量が十分だったので必ずしも耳に入れる必要は無かった)

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