永年使って来た FD-30 の音声出力が無くなって仕舞った。 サテ何処にサービス・マニュアルを仕舞込
んで仕舞ったか? この種のテレビの修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/にお願
い致します。
テレビとして使うことは殆ど無いのだが一応映像に問題は無かったが垂直同期が不完全だった。
既に製造後35年を経過しておりアチコチに問題が出ても可笑しく無いかも知れない。
確か15年程前に友人のお兄さんで銭湯評論家や庶民文化研究所もやっているMさんの同型機を修理
した際にはサービスマニュアルを見たハズなので何処かには在るハズだが。
どうやらこの基板が音声出力の様だった。 電解コンデンサの陰になっていて見えないが NJM386
が隠れている。 下のパターン面にも NJM386 が在りこちらが L-Ch を担当している様だった。
最初 VCC が来て無いのかと想ったが実際は VCC ラインがグランドに落ちていた。 L- Ch 用の
NJM386 の 6番 ピンを浮かせてみたが変化は無く、このラインに繋がっていた 47μF/16V を外し
てみたがこちらも変化無し。 下は何も無いよりはとD/L した FD-20 の回路図だが、FD-30 には
ツェナーは使われて無いのか見当たらなかった。 もう片方 R-Ch 用 NJM386 の問題か?
頑張って FD-30 のサービスマニュアルを探すか、いっそネットから$5.程で購入するか?
10月16日 メインの回路と電源回路を離してみた。 基板内には電源のドロッパーは無くストレートに
繋がっている様で VCC-グランド間は約25Ωしか無かった。 こうなるともう片方の NJM386 内部で
の短絡が疑われる。 思い切って一度電解コンデンサ12個を外し NJM386 を表に出すしか無さそう。
10月16日 部品面に在る NJM386 を覆っている電解コンデンサ4個を先ず外してみた。
電解コンデンサ4個を外した結果 VCC とグランド間の短絡状態は何故か解消した。
その後一度外した電解コンデンサを元に戻したが再度短絡状態となった?
ならばと赤いリード線を外し音声回路に外部から電源電圧を加えて動作させてみたが良好に機能した。
サービスマニュアル(回路図)が有れば謎は直ぐに解けると想うが、当初電源ラインと想っていた
上の赤いリード線を外すと内部(本体)からの電源で上手く動作した。 (益々原因が不明)
結果オーライとも云えるが訳が分らない内に良好に動作する様になって仕舞った!