今日の2台目は Bose, 4702-Ⅲ でこの機種を手掛けるのは確か3回目となるが資料が全く無く単純な
問題以外の修理は多分出来ない。 この種の機器の修理、動作確認等のご依頼はこちらのホームペ
ージ http://vrc-tezuka,sakura.ne.jp/ にお願い致します。
お話では出力は全く出ないとのお話だったが調べた結果メインアンプの片側のみは機能していた
が、もう片方（電圧は加わっていたが）と両プリアンプは全く機能していなかった。
一部のランプは点灯することも有った。
今日の1台目は Braun, SK 55 でラジオは動作したがターンテーブルは回転せず、トーンアームがグ
ラグラしているとのお話だった。 この種の機器の修理、改造等のご依頼はこちらの ホームページ
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伺った症状を確認した。 トーンアームの固定がグラグラと云うのは初めての経験となった。
トーンアームの根元を固定しているカシメが変形していた。 可成りの力が加わった模様。
モーターの配線が1箇所切れていた。
クリスタルのカートリッジは奇跡的に良好だった。
高さの調整等を行いレコードを実際に掛けてみたが良好だった。
トーンアーム根本の固定を行い組み込んで実際にターンテーブルを動作させてみた。 良好！
最後に外部入力ケーブルを用意し終わりとした。
8月10日 送った物のターンテーブルが回らないとのお話で再度送って頂いた。 早速通電してみたが
モーターは問題無く回っていたが、上の画像に見られる様"く"の字型の金具とリムドライブ用のプーリ
ーが外れていた。 姉妹機種も含めると可成りの物を送って来たがこの部分が外れていたのは初めて。
くの字型の金具を本来の位置に戻したところ。 輸送時可成り上下方向に衝撃が加わったのか？
サテ、リムドライブ用のプーリーは通常下の画像の様に固定されて無いのだが
最初画像に見られる Eリングを使ってみたが上手く行かなかった。 ならばと平ワッシャを半田付け
してみた。 最初少し硬くなって仕舞ったのでドリルの刃で少しもんだ結果回転は良好となった。
実際にターンテーブルを乗せ回転させてみたが良好だった。
実際にレコードを掛けてみたが全く問題は診られなかった。
輸送時トーンアームは固定しておかないと針を傷めることになる。
