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テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

Borman の カラーバー

2023-02-06 13:54:39 | 

今日お預かりしたのは久し振りのカラーバーで先日過大な出力を加えて仕舞い部品が焦げて仕舞った
とのお話だった。この種の物の修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ に
お願い致します。

入力回路に本来入っている抵抗は取り除かれていた。

インピーダンス変換のトランスが断線しているのかと心配したが幸い断線はしていなかった。

ドライブ回路の出力を診て行った。

周波数に依って発光するランプ(色)を変えているが周波数特性は可成りブロード。

緑と青の回路は点灯し出したが赤の回路は感度が低かった。 上は緑の回路、下は赤。

赤の感度が低く、入力回路に若干手を加えた。

今後は無理なパワーを加えない様ご注意願いたい。

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三菱 MR122553 (1994年製三菱ジープ J55用)

2023-01-17 15:22:48 | 

  今日お預かりしたのは初めてとなる三菱の 1994年製ジープ J55 に使われていると伺った三菱
MR122553 で1994年の国産とすると LSI やマイクロプロセッサ使用と想像されたので通常辞退さ
せて頂くのだが診るだけ診させて頂くことにした。  古い物(1970年代まで)の修理でしたら問題
有りませんのでこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

想像通り LSI ? マイクロプロセッサ? が使われておりまたパターン面は可成り汚れていた。

上の画像に見られる一番大きな電解コンデンサ (1,000μF/25V) の脚には半田クラックが入っていた。
部品面の点数は可成り少なく高周波部分は一つのユニットに纏められていた。

上の画像で半田クラックの様子が見られる。  しかしパターン面での半田クラックが異常に多い。

パターン面の洗浄を行い半田クラックが診られた部分数十ヵ所の半田付けをやり直した。

次いで 24V の電源を用意した。 電流は約 27mAが流れた。

動作することも有ったが不安定だった。 動作が良好な時は音量も十分だった。

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日立 KMS-2491K +

2023-01-13 15:58:49 | 

 今日お預かりしたのは以前外部入力を増設した日立 KMS-2491K だが片方のチャンネルの出力が
出なくなって仕舞ったとのお話だった。  この種のカーラジオの修理のご依頼はこちらのホームペ
ージ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

部品取りの物 (KMS-2411Z) を添えて頂いた。

テッキリ ICアンプの問題かと考えたが実際は ICアンプに問題は診られなかった。つまりそれ以前の
プリアンプ部分に問題が在る様だった。残念ながら添えて頂いた物の ICアンプには問題が診られた。

アレコレ診ていたが何故か動いていたチャンネルの出力も無くなり、少し衝撃を加えると動作する
ことも有った。

1月16日 送って頂いた外部入力用ケーブルが届いたのでこれを使って回路を追った。

当初プリアンプ部分かと考えていた上の小さな基板はステレオ MPX 回路だった。

回路を追い易くなったので関係していると想われる部分の半田付けを広範囲に行った。   結果両チ
ャンネル共良好に機能し出したので暫く連続運転を続け、安定している様だったのでご依頼頂いた
前面パネルの交換に取り掛かった。

フロントパネルの交換を終え再度通電したところ残念ながら片方の出力が出なかった。
矢張り片方の ICアンプに問題が有る様だった(動作することも有ったが可成り不安定)。

もう1台の部品取りの方も片方しか出力が無かった。どうもこの時期の日立さんの物は信頼性が低い。

1月16日 本来の物は内部を分解し難かったので部品取りの物を改造することにした。

ランプの回路も接続した。

IC アンプを組み込み動作試験を開始した。 スピーカー出力は下の様にしたが直ぐに変えられる。
他にオートアンテナ等をお使いなのか伺ってみよう。

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松下 CR-8501 + 神戸工業 AT-703C

2023-01-10 12:56:48 | 

今日お預かりしたのは松下の CR-8501 と 神戸工業の AT-703C で電源の12V化と外部入力増設
のご依頼を頂いた。 この種のカーラジオの修理、改造、増設のご依頼はこちらの ホームページ
http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

 

AT-703C は以前手掛けたことが有るがこの時期の物は電源電圧 6V/12V 切り替え、また極性も
+アースとーアースが選べる様になっておりその分回路は複雑となる。

若干音量が少なく、また音量を増加すると発振ギミとなったので電解コンデンサを交換すればこれ
らの問題は払拭出来ると想うが永年通電されて無かった様なので通電を続ければ改善される可能性
が有る。(電解コンデンサの交換には却って回路を壊して仕舞う危険性も伴うので迷う)

1月11日 殆どの電解コンデンサを思い切って交換した。(一部は破裂していた)この時代極性の
表示が統一されておらず注意を要する。 交換後は動作がドラスティックに改善された。

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日立 フェアレディZ用? KM-1520ZC

2023-01-07 14:14:01 | 

今日お預かりしたのは 日立の KZ-1520ZC で初めてとなるモデルだった。 この種のラジオの修理、
改造のご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

お話を聞いた時にはもっと後年のデジタル・ディスプレイ(マイクロ・プロセッサ)を使ったラジ
オを想像したが受け取った物はシンプルな物だった。

当初 AM に問題は診られなかったが FM が殆ど聴こえなかった(音量が極小だった)。

ご依頼頂いた FM の日本バンドえの改造は上手く行き下端を 76MHz程にすることが出来た。

特に力を加えた訳では無いのだが左下の部分が割れて仕舞った。

1月8日 割れた部分を接着剤で接着し、全体を組み込み最終試験を行い好結果を得た。

1月9日 接合部分は若干見えるので永年付き合いの有る車用メーター類の修理をやっている所の社
長にパネルの入手先を聞いてみたところ日産の車用部品を専門に修理している所の社長に電話をし
て呉れ、今回のモデルのパネルはどれも経年劣化で割れて仕舞いまともな物は先ず無いとのお話し
だった。 また割れた部分の接合は殆ど分からないレベルにまで持って行けるとのことだった。

 

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Bendix, Sapphire I

2022-12-24 15:44:58 | 

今日の3台目は Bendix, Sapphire Iで動作せず、また電源を12Vに改造して欲しいとのお話だった。 
この種のカーラジオの修理、改造のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ に
お願い致します。

電流が殆ど流れず終段のトランジスタがオープンになっているのかと疑ったがそうでは無かった。

手許に在ったこの機種のサービスマニュアルのパターン図と今回の物のパターンは大きく異なって
いた。 同じなら基板をわざわざヒックリ返さずに済んだのだが!

内部を細かく調べた結果、終段のエミッタ回路の巻き線抵抗が切れていた。 0.22Ωが無く1Ωの抵
抗を4本パラにした。 バイアス調整用のポテンショメータにも問題が在ったが一応上手く動いた。
連続運転に取り掛かったがボリューム部分のガリは残念ながら残る。 どうも内部の温度が上がると
電流が増加する様だった(温度上昇に対する考慮が為されて無い様だった)ヒューズは安全の為1A
程度が良さそう。 サテ 12V化はどの様にするか?

12月27日 電源電圧 12V 化の改造を終えた。

電源電圧 13V での入力電流は 0.2A 程で発熱も感じられなかった。

念の為パイロット・ランプの定格を診てみたが 12V/1.7W の物が使われていた。

連続運転を続けてみたが問題は診られなかった。

1月6日 昨日買って来た放熱器を使い 12V→6V の外付け変換回路を作った。

 

 

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Akkord, Autotransistor Automatic ピクニックラジオ

2022-12-12 15:06:24 | 

 今日お預かりしたのは初めてとなる Akkord, Autotransistor Automatic で類似機種は手掛けた
記憶が有るがこの機種は初めてとなる。お話では AM は問題無いが FM が低感度とのことだった。
ただ実際に車載状態で動作を確認したが FM は受信出来なかった。 この種のラジオの修理、改造
のご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

車載時はバッテリー12Vで駆動する様だが電池は単三x4の 6Vだった。

上は 東京FM(檜原)と想われる 86.6MHz、下はインターFM 89.7MHz(表示は合っていない)

ワイド FM も在京各局が可成り高感度で受信出来た。 車載時と大きく異なる。

テッキリ初めての機種と考えていたが資料を調べた結果2013年6月19日に同一機種を手掛けていた。

12月13日 FM を日本バンドに改造出来無いかとのご依頼を頂いたので試みてみた結果好結果が得
られ下端 79.5MHz~上端 90.5MHzとすることが出来た。

この状態で内蔵の電池で良好に機能しているが車載時に使われるマウンティング・ブラケットを
使った状態でどの様に動作するかが不明な為修理費用は頂かず、診断料+改造費とした。

12月28日 実際に車のマウンティング・ブラケットに装填してみたところ高感度で受信出来また
日本バンドえの改造も上手く行き喜んで頂けた。

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Blaupunkt, FRZ-Nr U108

2022-12-12 13:37:08 | 

以前こちらで FM のカバレッジを約 81-95MHzに改造したモデルだが下を 79.5 上を 93MHz程度
に改造して欲しいとのお話で取り掛かった。 この種のカーラジオの修理、改造のご依頼はこちら
の ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

上は 79.5MHz付近、下は 93MHz付近。

 

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Becker, Europa Kurier

2022-12-02 12:22:26 | 

今日の2台目は Becker, Europa Kuroer で動作確認、改造等のご依頼を頂いた。 この種のカーラ
ジオの修理、改造のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願いします。

早速動作を確認したが特に問題は診られなかった。

FM の日本バンドえの改造に取り掛かった。

上は下端 79.5MHz(79ファイブ)、下は FM 横浜 (84.7MHz)

ワイド FM も全局聴けた。

上はラジオを聴く際に差し込んでおくジャンパー用コネクタ。 下は外部入力用ケーブルに交換

添えられていた外部入力用のケーブルは外部入力専用でその都度差し替えねばならない構造だった。
決して使い易い物では無いのでこちらで作っている外部入力アダプタをお使い頂く方が芳しい。

12月3日 ゴーサインを頂いたので外部入力アダプタを増設した。

 

 

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富士通TEN 86120-12030

2022-12-02 12:20:19 | 

今日の3台目は昭和49年のセリカに搭載されていると伺った神戸工業製のモデルで先日急に全く
動作しなくなって仕舞ったとのお話だった。 この種のカーラジオの修理のご依頼はこちらのホ
ームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

早速動作を確認させて頂いたが電源入力コネクタと想われる左端のコネクタの上の端子では電源が
入らず、下の端子でなら問題無く動作した。

 

 

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Becker, Mexico TG (1960's M/B 300SE)

2022-11-22 19:28:55 | 

     自分の車の整備をお願いしている K モータースさんからお預かりしたのは 1960年代の物と伺っ
た MB 300SE に搭載されている Becker, Mexico TG で修理と FM のバンドの改造をご依頼頂いた。 
この種のカーラジオの修理、改造のご依頼はこちらのHP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお
願い致します。

11月24日 先ずは動作を確認した。

消費電流は 12.6V 程度で約1.5A と可笑しくない値だった。 ただ最初音声出力が無かった。

途中一部の真空管のヒーターが消え、他の物のヒーターが輝いたことが有ったがヒーター回路に
問題が在りそう。

B 電圧は 87.4V と少し低い。

AM は良好に機能していたが FM が機能しない。フロントエンドの ECC85 を換えてみたが変化無し

FM も非常に低感度ながら一応受信したが FM横浜 (84.7MHz) を約100MHzの位置で受信していた。

ECC85 のプレート電圧を診てみた。 1番ピンでは 82.2V程だったが 6番ピンでは 62.2V と低かった。

FM 用局発の発振勢力が非常に小さく、また周波数が大きくズレていたが初めての経験となった。

11月25日 トリマー C10, C16 を調整してみた。  結果動作する様になったが若干下端が高かったの
で定数を若干変えた。 しかし今回の機種始めこの頃のFM付きの物の回路は異常と云える実装密度。

実際に使われている部品の定数を確認した。 数字は記されていたもので多分容量と想われる。
中で C14 は回路図上では 2pFだったが実際は 10pFの様だった。

下端を79.5MHzとした。 IFTも調整したかったが殆どのコアは固着していたので無理はしなかった。

 

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ポルシェ用 Blaupunkt, Frankfurt

2022-11-18 15:13:10 | 

今日の2台目は区内でポルシェの修理、販売をやっていらっしゃる P 社さんからのご依頼でこのモ
デルも以前こちらで日本バンドえの改造を加えたモデルだった。  この種のカーラジオの修理、改
造のご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

お話では電源回路が短絡している様でヒューズが飛んで仕舞うとのことだった。

通電してみたがお話の様に電源ラインが短絡していた。

調べを進めたが画像に診られる出力用トランジスタの固定用ビスが何故か斜めになっていた。

ここを直し、他に問題が無いか確かめてみたが他に問題は無さそうだったので組み込んだ。

実際に通電し FM を良好に受信出来たので終わりとした。

 

 

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Blaupunkt, Frankfurt US(S)

2022-11-18 15:00:53 | 

今日の1台目は埼玉のお店からで以前こちらで日本バンドえの改造を加えた物だった。  この種の
カーラジオの修理、改造のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致
します。

11月19日 通電したところ伺った症状(音量が絞れない)を確認した。 ボリュームのグランド
が浮いているのかと一度分解してみたがその問題は診られなかった。

コネクタ部分の接触にも問題は無さそうだったので組み込んでみたが問題は払拭していた。

 

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Becker, Europa 599

2022-10-31 12:47:17 | 

 今日お預かりしたのは 1980年代製と想われる Becker, Europa 599 で普段ならお断りするのだが
以前も1度取り組んだ様だった。 1980年代以降の物は積極的には取り扱ったおりませんが古い物
でしたらこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

上は今回修理+改造のご依頼を頂いた物の症状を記したラベルで問題有りと伺ったラジオ、カセット
共に機能していた。 下は部品取りとして添えた物のラベルでこちらは記されていた通りだった。

 発送のご連絡を頂くと前日の夜からどう取り組むかワクワクし出すのだが今日は先日修理した
Beolab 8000 の修理費用の事で腹を立てていたことと重なって仕舞い非常に消極的なお返事を
送って仕舞い反省しきり。

11月1日 ゴーサインを頂いたので FM のカバレッジの改造に取り掛かった。 数年前の自分のブ
ログでは好結果が得られたとしか記されておらず一からのスタートとなった。

取り掛かっている内に徐々に改造方を思い出した。 一応下端を 77.5MHz辺りに持って行った。
上端は 95MHz を超えておりワイド FM を全てカバー出来た。 作業の途中で音量が絞れ無いこ
とに気付きアレコレいじった結果期せずして直って仕舞った。 それと何故か STEREO ランプが
通電と同時に点灯していた(回路図が在れば何れも原因は直ぐに分るのだが!)。

 

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TEN(神戸工業) AT-703D

2022-10-03 13:31:34 | 

今日お預かりしたのは初めてとなる神戸工業の AT-703D で昭和42年のVWに使われていると伺っ
た。   この種のカーラジオの修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお
願い致します。

電圧設定は6Vだった。 昭和42年となるとVWでは既に12Vになっていたハズだが?

早速通電してみたが伺った様ラジオは低周波部しか機能していなかった。

調べた結果第二 IF のトランジスタ 2SA31 の E-B 間がオープンとなっていた。

外部入力アダプタを増設し終わりとしたがランプが点灯していなかった。

ランプもとのご依頼を受け取り掛かったが15分も有れば十分と考えていたが実際は30分を要した。

 

 

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