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テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

神戸工業 (TEN) SS-280

2023-03-25 14:31:54 | 

今日お預かりしたのは久し振りの神戸工業 SS-280 で可成り問題を抱えている様だった。この種の
カーラジオの修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

早速通電し動作を診てみたが低感度ながら何とか NHK 第一は受信したが他は受信出来なかった。
他に電解コンデンサの劣化と想える低周波の発振も診られた。 可成り難航しそうだった。

ご依頼主から伺ったメールアドレスに今日の結果をメールしたがエラーとなって仕舞った。

3月26日 局部発振の動作を診てみた。 上は525KHz受信時約 0.8Vp-p、下は1,639KHz受信時約
0.3Vp-p 予想通りレベルの差が可成り有った。 

高周波増幅用のトランジスタを交換してみたが殆ど変化は無かったので元に戻したが高周波増幅
(出力側)に使われているトリマー(赤い印しを付けた)を回しても全く変化が無く可笑しい。

低周波部は2層構造の下に在ったがこれを表に出せば電解コンデンサの交換は出来るがリスクが伴
う為止めた。 この上の基板内の電解コンデンサを交換すれば低周波の発振は止まるのだが。

各部の再調整を行った結果感度は可成り上がり殆どの放送局は受信出来る様にはなった。 しかし
高周波増幅の出力側のトリマーで全く感度が変わらないと云うのはこの共振回路に何か問題が有る
のは間違いなくこの辺りをもう少し診てみよう。 昨日今日で3時間半程を要した。 ご依頼主には仕
方無く手紙を送ったが打ち合わせに時間が掛かって仕方ない。  ご予算が有れば IC アンプを組み込
めば低周波の問題は無くなるのだが。 それと電話はこちらが仕事場に居る10-17時にお願いしたい。

3月27日 姉妹機種の回路を頼りに高周波出力のトリマーが何故機能しないか想像した。

高周波用コイルの抵抗は約 13.4Ωで可笑しく無い値だった。

高周波用コイルのコールドエンドをグランドに落としている 0.001μFを外付けしてみた。

トリマーにパラに繋がれている 100pF を交換してみたが何れも変化無し。 何とも解せないが残念な
がらここまでとさせて頂こう。

3月28日 メールが送れ無い為仕方なく結果を郵送しているが、こちらのブログを見ておいて呉れる
様お伝えし分かったとのことだったが、こちらが仕事場を離れた後に電話を頂いている様だった。

3月29日 最後の手としてアナログ、デジタル両回路に精通したクラブメンバーの一人 M さんに相
談してみた。 結果共振周波数を診てみるのが良いのでは無いかと云うことで早速取り掛かった。

想像を遥かに超えた共振周波数は約 32.1MHzで上はトリマー最小容量、下は最大容量。

因みに選局ツマミで周波数を変えてみても共振周波数に変化は無かった。 コイルの直流抵抗は
約 13Ωだったが今日の結果からはコイルがレアショートしている様な感じだった。

M さんからレアーショートだとするとインダクタを使った非同調回路の方が良いのでは無いかとの
アドバイスを頂いたので早速試みた。同時に一か所良く分からない回路が有ったので切り離した。

330μH のマイクロ・インダクタと 1KΩをコレクタ負荷に使い0.001μF で周波数変換段に繋いだ結
果感度は可成り上がった。 低周波回路を ICアンプに代えれば実用レベルとなりそうだがご予算が?
と記したところでご依頼主から電話を頂き1通目が届いたとのことだった。  お話の結果 IC アンプ
を裏面に添えることになった。

高周波用のコイルの配線に気になる部分が在った。 上の小さな基板の左がその抵抗 680Ωでこれ
では高周波コイルが可成り Qダンプされて仕舞う。 外した結果一応共振する様になった。

使う予定の IC アンプで動作させてみた。 音量も十分だった。

4月4日 IC アンプを背面に取り付けた。

4月5日   IC アンプの組み込みを終え動作を確認し好結果を得た。 最後にカバーを被せ終わりとした。
もしかしてと金額や振込先を記したメールを送ってみたが矢張りエラーとなった(この連絡が来るの
に何故可成りの時間を要するのか?)。

4月11日 ヤット振り込みが為されたので発送した。

 

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Blaupunkt, Derby

2023-03-18 14:08:31 | 

 今日の3台目は Haltevorrichtung 93950 と伺い聞いたことの無いモデルだと想っていたが、ラ
ジオ部分は Derby の様に見えた。 (受け取った物は想像通り Derby だった) この種のカーラジオ
(ピクニックラジオ)の修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い
致します。 Haltevorrichtung の英訳は Holding Device (通称マウンティング・ブラケット)

Derby その物はこれまでに可成りの数を手掛けたがマウンティング・ブラケットは数回しか手掛け
たことが無く可成り希少と想える。

お話では電源が入らないとのことだった。

マウンティング・ブラケット部分の型名が Haltevorrichtung 93950 の様だった。

Derby 単体では 9V(単一6本)で AM、FM(海外バンド)共に良好に機能していた。

マウンティング・ブラケットを使う際のエッジ・コネクタが白いカバーで覆われていた。イヤな予感。

車の電圧は 6, 9, 12V の 3種にジャンパー切り替えで対応している。

マウンティング・ブラケットと本体間の接続に使われるエッジ・コネクタが見事に壊れていた。

本体側の白いカバーを外さずに本体をマウンティング・ブラケットに無理に差し込んで仕舞ったのが

原因となった。 外してさえおけば問題無く本体とマウンティング・ブラケットを結合出来たのだが。

無残に折れて仕舞ったエッジコネクタの先端部分(表裏)。

何とか繋げないものかと先端部分を切り離した。 全体の長さが益々短くなるので上手く行くか?

一応 AM はマウンティング・ブラケット使用で動作したが何故か FM が受信出来なかった。

3月19日 マウンティング・ブラケットを使うと FM が受信出来なくなる原因が分からずサービス
マニュアルを持ち帰った。 帰路電車の中で気付いたスイッチが気になった。  上の画像で電池の
左に在るスライド・スイッチがそれで下はそのクローズアップ。  このスイッチでアンテナ回路も
切り替えている様だった。 残念ながらマウンティン・グブラケットを使った使用法は諦めた。

FM 改造のゴーサインを頂いたので改造に取り掛かり下端を 76.5MHzとした。 感度は高い!

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Blaupunkt, Frankfurt

2023-03-18 14:02:57 | 

今日の2台目は Blaupunkt のカーラジオでラベルが無くなっており型番は不明だったが FM を日
本バンドに改造のご依頼を頂いた。 この種の物の修理、改造のご依頼はこちらの ホームページ
http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

3月19日 FM の下端は 76.5MHzとなり、最後に外部入力アダプタを増設し終わりとした。

 

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BOSCH, MOT 201

2023-03-14 15:05:47 | 

2台目は久し振りのBOSCH, MOT 201でDMM部分に電源が入らず点灯しないとのお話だった。この
種の装置の修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

銘板に MOT 201 の記載が在ると想っていたのだが実際は Typ MOT.002.01となっていた。

今日は時間切れとなったので明日また。 何せ今回の機種の技術的な資料は全く無く時間を要する!

電源に問題が有るのはハッキリしているのでひたすら電源部を追うことにした。

片方の電源を構成しているブリッジのダイオードの一つが短絡していた。

ダイオードを手持ちの物に換えた結果この電源の電流は約 AC 0.1A となった。

電源が入り DMM の表示も出る様になった。(上の右の基板の下端左端に在る抵抗の右側の端子に
本来繋がって無ければならない黒いリード線がこの時点で繋がって無かった。 上の基板には全く
触って無かったので何とも解せないが、これが原因で X 軸の掃引が停止して仕舞った。 大問題)。 

ストロボ・ユニットに取り掛かった。 ダイオードやトリガートランスに問題は診られなかった。

CRT 部分の輝点は X 方向にスキャンするのでは無いか? 取り扱い方法が分からない。 

3月16日 X (時間) 軸の掃引が停止したのでは何を修理したか全く意味が無く頭が真っ白になった。
頭を冷やし再度内部を細かく調べて行ったが、上の画像の配線が切れていた。 改めてこの部分の
画像を見直してみたがどうも最初から切れていた様に見える。

幸いここが原因だった様で水平の掃引が無事為される様になった。 良かった!

最後にストロボ部分が何とかならないかと細かく診て行った。 先ず通電するとパワートランジ
スタが可成り発熱し触れない程だった。 テッキリこのトランジスタの問題かと想像したがこの

トランジスタ (TIP3055) には問題が無く、下の小型の物 (CG3516) も問題は無かった。

他に使われているダイオード4種にも問題は診られず、発振トランス2次側を開放してみたがパワー
トランジスタの発熱は変わらず発振トランスのレア・ショートしか考えられなかった。

駄目元で何時ものトランス屋さん(N電機さん)に巻き直しを打診してみたところ壊れるかも知れ
ないがやってみようとのお返事を頂いた。

3月17日 基板から上の高圧発生用トランスを外し N電機さんに送った。 上手く巻き直せると良
いのだが好結果を祈るばかりだ。 外す時に2次側の片方の巻き線を端子部分で切って仕舞った。

3月28日 昨日の夕方帰宅後届いていたのだろうが今日の午後 N 電機さんから巻き直したトランス
を受取り早速組み込んでみた。

電源に10V程を加えてみたが出力には 760V 程が良好に現れた。

4月5日 ご依頼主から全ての機能が動作することを確認出来たとの連絡を頂いた。 良し!

 

 

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神戸工業 (TEN) AT-703D

2023-03-13 12:27:16 | 

今日お預かりしたのは神戸工業の AT-703D で動作しないとのお話だった。 この種のカーラジオ
の修理、改造のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

通電してみたが検波出力は有ったがスピーカーから出力は無かった。 調べた結果スピーカーコー
ドが途中で切れていた。 

一応スピーカー出力も出たがお約束通り音量が可成り少なかった。(ノイズも混入していた)

ゴーサインを頂いたので電解コンデンサの交換に取り掛かった。

RF, IF の調整を終え、外部入力アダプタの増設を行い動作確認を行ったが予想より大音量だった。

 

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松下 CR-8735AT (86120-24040)

2023-03-10 15:18:10 | 

今日お預かりしたのは松下 CR-8735AT で昭和56年頃の物と伺ったが本体に貼られていたラベルに
は 1986年6月とスタンプが押されていた。 原則1970年代までの物しか手掛けておりませんが電源
が入ら無いと云う単純な問題とのことで診させて頂いた。 *この年代の物は積極的には取り組んで
おりませんが古い物の修理でしたらこちらのホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ に
お願い致します。

古い機種なら電源にはヒューズが設けられているので電源入力は直ぐに分かるが今回の機種では電
源入力が何処か分からず抵抗値で判断した箇所に電圧を加えた。約0.3Aが流れたが何も機能しない

その後電源入力を調べて頂いたので改めて取り組んでみよう。 

伺った通りに電源を繋ぎラジオの表示は出る様になった。 FM/AM 共表示はされ特に AM ではホワ
イトノイズも出て、局発も機能していたが残念ながら受信には至らなかった。 IF 辺りのICの問題か

ただカセット部分は良好に機能していた。

3月11日 高周波回路が載った基板のパターン面を見てみたかったが取り出すのが可成り大変そう
だったので諦めた。 (却って壊して仕舞う可能性が有る)

 

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Blaupunkt, Wulfsburg

2023-03-08 13:14:19 | 

今日の1台目は Blaupunkt, Wolfsburg で外部入力増設のご依頼を頂いた。 この種のラジオの修理
改造のご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

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Colorsonic の カラーバー

2023-03-05 14:00:06 | 

今日お預かりしたのは Colorsonic のカラーバーと伺ったが拝見した物はこれまでに見たことの無い
構造の物だった。この種の物の修理のご依頼はこちらのHP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ に
お願い致します。

これまでに手掛けたカラーバーは全てパワートランジスタを使った物だったが今回の物は IC と
小型のトランジスタで構成されていた。

先日急に動作しなくなり、内部の部品を触ると動作したとのお話だった。 調べた結果、電源と感
度調整のボリュームに問題が在りここを交換した。

修理後動作を診てみたが周波数や信号レベルで点灯する部分は変わり良好に点灯していた。

 

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神戸工業、 AT-703D

2023-03-03 13:59:10 | 

 今日の2台目は神戸工業の AT-703D で類似機種は何度か手掛けた。 明日にも診させて頂こう。
この種のカーラジオの修理、改造のご依頼はこちたの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ に
お願い致します。

3月4日 修理に取り掛かった。  お話では電源 6V と伺ったが設定は 12V となっていた。  永らく
通電されて無かった様で当初大きな電流が流れたが直ぐに減少した。 一応動作したが音量が可成
り小さく電解コンデンサの交換に取り掛かった。

交換後音量は増えたが動作が不安定だった。特に IFT の一つがコアを回しても変化せず交換した。

IFT 交換後可成り良好となったがアンテナ入力が可成りクリチカルだった。

実際にアンテナを繋ぎアンテナ・トリマー(上の赤〇の部分)を調整されるのが無難。

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Bendix, Sapphire I

2023-03-03 13:57:56 | 

今日の1台目は Bendix, Sapphire 1 で何度か手掛けたモデルだが資料がファイルに見当たらずネッ
トで探し出した。 その後資料は見付かったがパターンが異なっており今日 D/L した物が使えた。 
この種のカーラジオの修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い
致します。

先ず電源スイッチが壊れており残念ながらここは直せないので外部でON-OFFすることになる。

出力のトランジスタが怪しかったが調べた結果動作した。 選局ボタンにも若干問題が在る様だっ
たが良好に動作し出した。

電流は約1.2Aで問題の無い値だった。 中々良い音で動作している。 *選局ボタンは殆ど動作
しなかった。

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VW 1968年 Type1 用 松下製カーラジオ

2023-02-12 15:28:28 | 

今日お預かりしたのは'68年製のVW Type1に使われている松下のカーラジオで殆ど動作しないとのお
話だった。この種のカーラジオの修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ に
お願い致します。

Model No.は最早薄く殆ど読めないが XXX 8502 の様だった。

早速通電してみたがお話の様に全く動作しなかった。

局発も機能していなかったが、トランジスタは全てキャンタイプと考えていたが一部プラスチック
モールドの物 (2SC828?) が使われていた。 隣は 2SA102

どうもこの辺りの半田付けにクラックが入っている様だった。 徐々に再半田の範囲が広がって
仕舞った(下の画像)が何とか上手く動作して呉れる様になった。 連続運転を開始した。

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Becker, Europa Stereo

2023-02-11 11:28:35 | 

2台目は Becker, Europa Stereo でカバレッジの改造等をご依頼頂いた。この種のカーラジオ
の修理、改造のご依頼ははこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致しま
す。

ザット動作を診させて頂いたが良好だったので近々カバレッジの改造に取り掛かろう。

2月12日 日本バンドえの改造を行い下端を Bay FM (78.0MHz) とした。 明日は外部入力
(ステレオ)に取り掛かろう。

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Motorola, FM108M

2023-02-11 11:25:53 | 

今日の1台目は初めてとなる Motorola の AM/FM カーラジオで IC が使われている様だった。この
種のカーラジオの修理、改造のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い
致します。

水色の電解コンデンサが可成り発熱していた。 他にもAVC回路の電解コンデンサが劣化していた。

FM IF アンプは全て IC で構成されていた。

AM/FM 切り替えスイッチに先ず問題が見付かり AM は動作し出したが FM は全く機能しなかった。

手元に在る Photofact, Auto Radio Series は AR-181 (Nov.1974) が最も後年の物だがこれに
網羅されている回路では IC を使っているモデルも若干見られたがもっと前年の物と想われた。

今日は午後都内でラジオ・コレクターの集まりが有る為昼前に仕事場を後にした。 今日は出席者
が少なかったので早めにお開きとし一度我が家に寄って夕方車で仕事場に向かった。 サテ回路を
当たる目星は付けておいたので早速信号発生器とオシロを使って回路を追ってみた。 上の画像の
FM フロント・エンドは Mallory製だったが IF 出力は診られなかった。   また FM IF 回路は ICア
ンプ4段だったが極一部しか機能していなかった。  FM フロント・エンドは内部を診るのも可成り
大変そうで諦めたが AM は当初 IF の発振が診られたが実用レベルとすることが出来た。

2月12日 Photofact で類似機種を探した結果 AR-60 (Mar.1969) に Motorola, FM991Xが網羅さ
れていて使われている回路、部品は今回の物と同じ様だった。 Mallory 製の FM フロント・エンド
はバリ L が採用されていたがここは摺動面に腐蝕や汚れが無く確実に接触する必要が有り信頼性は
低い。  またご依頼主からの情報ではこれが搭載されていたのは 1969年頃のジャガーEタイプとの
ことだった。  明日は外部入力アダプタの増設に取り掛かろう。

2月13日 外部入力アダプタを増設し終わりとした。

 

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Blaupunkt, Koln

2023-02-09 12:10:06 | 

今日お預かりしたのは久し振りの Blaupunkt, Kolnで音量が少ないとのお話だった。 この種のカ
ーラジオの修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

ダイアルポインターが途中で折れており、パイロット・ランプも切れている様だった。

音声回路の電解コンデンサの多くが容量抜けを起こしている様だったので交換した。

音量は可成り増加したが裏蓋の一部(赤いマークを貼っておいた)を押すと機能が停止した。
それと FM (海外バンド)は可成り良好だったが AM は殆ど機能していなかった。

 

 

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Blaupunkt, Frankfurt

2023-02-08 15:19:15 | 

 今日お預かりしたのは以前こちらで FM のカバレッジを日本バンドに改造した Frankfurt で FM
のチューニングが出来無くなったとのお話だった。 この種のカーラジオの修理、改造のご依頼は
こちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

FM が機能していないのかと想ったが、機能はしており確かに選局が出来なかった。

初めての症状で最初何が起こったのか分からなかった。

選局機構の動きを細かく診て行ってヤット原因が分かった。

スラグ選局機構のスラグを動かしているコの字形の金具が外れていた。

FM のフロントエンドを外した時にスプリングが外れていたが果たして何処に止められていたのか?

暫く動作を診てみたが問題は診られなかったがスプリングの取り付け位置が分からない。

 

 

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