今日お預かりしたのは初めてとなる三菱の 1994年製ジープ J55 に使われていると伺った三菱
MR122553 で1994年の国産とすると LSI やマイクロプロセッサ使用と想像されたので通常辞退さ
せて頂くのだが診るだけ診させて頂くことにした。 古い物(1970年代まで)の修理でしたら問題
有りませんのでこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。
想像通り LSI ? マイクロプロセッサ? が使われておりまたパターン面は可成り汚れていた。
上の画像に見られる一番大きな電解コンデンサ (1,000μF/25V) の脚には半田クラックが入っていた。
部品面の点数は可成り少なく高周波部分は一つのユニットに纏められていた。
上の画像で半田クラックの様子が見られる。 しかしパターン面での半田クラックが異常に多い。
パターン面の洗浄を行い半田クラックが診られた部分数十ヵ所の半田付けをやり直した。
次いで 24V の電源を用意した。 電流は約 27mAが流れた。
動作することも有ったが不安定だった。 動作が良好な時は音量も十分だった。