”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

変化を恐れない中国茶

2021-01-19 14:03:49 | お勉強

昨日のかけがわ女性農業者のつどいの続きです。

  

この研修会の中で、中国茶セミナーも開催されました。

講師は、Tea Time Createrの後藤暢先生です。

  

  

凍頂烏龍茶を淹れていただきました。

器は2つ用意されていますが、先に長い方にお茶が注がれます。

そのお茶を平たい方に移したら、

長い方に残った香りを楽しみます。

 

そう、長い方は香りを楽しむための器で聞香杯(もんこうはい)と呼ばれます。

平たい方は、お茶を飲むための器で飲杯(いんはい)と呼ばれます。

   

【右:乾燥した凍頂烏龍茶の茶葉   左:淹れた後の茶葉】

  

 

中国茶は、その時々のニーズに合ったものが作られます。

同じ品種のお茶でも、色や香りが大きく変わることもあります。

14憶の人が暮らす中国では、今、求められているものを作っていきます。

変化を恐れないのが中国茶。

そこが、味と香りを守り伝えていく日本のお茶と違うところだというお話、

とても興味深く拝聴しました。

 

二つの器で香りと味を確かめながらいただいていくと、

一煎目、二煎目、三煎目と変化していくのがわかります。

私は、ちょっと渋みが加わった二煎目の味わいが好きです。

  

 

後藤先生のセミナーの様子を、

田辺エミさんがグラフィックレコーディングで表現すると…。

  

  

製菓衛生士の資格もお持ちの後藤先生が作られた塩パウンドケーキ、

絶品でした!ヽ(^o^)丿

  

 

コロナ禍の中、久々にゆったりとお茶をいただきました。

この時間が大切なんですね。

今度は、中国茶の歴史的背景なども含めて、じっくりお話を伺ってみたいです。

 

後藤先生、ありがとうございました。(^-^)

 


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