日本産・原木しいたけをすすめる会様主催の
「7月7日は乾しいたけの日イベント」を袋井でも開催することができました。
なぜ、7月7日が乾しいたけの日かと言うと、
●七夕の「星」と乾しいたけの「乾し」をかけている。
●原木しいたけが一番おいしいのは春で、その時期に採れたしいたけが
乾しいたけになって出回るのが、6月下旬~七夕の頃
という理由に因ります。
7月の下旬に企画書を提出。
「袋井の老舗 和食処で乾しいたけのお料理をいただきながら、
乾しいたけについて学ぼう」というものです。
その頃は、静岡のコロナ感染者数も落ち着ていたのです。
しかし、その2日後に浜松でクラスターが発生。
開催すべきかどうかは、ぎりぎりまで悩み、
その間、袋井保健センター、西部保健所、袋井商工会議所に何度も相談しました。
そして、大々的な告知はせずに、
お一人お一人にメールを送り、ご案内させていただきました。
また、感染状況は同じ県内でも地域によって異なるため、
自分の中で地域の制限も設けました。
その結果、ご参加くださったのは「食と農のプロ」ばかり!!
農林技術研究所、農林事務所、JAの皆さん、学校給食担当の管理栄養士さん、
大学の先生、野菜ソムリエ、だしソムリエの皆さん。
すごいメンバーが揃いました!!
今朝は、3時に起きてだしをとりました。
これは、会場となる「とりや茶屋」さんでの準備の様子。
「お一人で大変ですね。」とお店の方に声を掛けられる・・・。
まず、中遠農林事務所 森林整備課の荒生様によるミニ講座。
「静岡県のしいたけ栽培と乾しいたけの現状について」
お話いただきました。
静岡県の乾しいたけの総生産量は、全国第6位ですが、
全国品評会の農林大臣賞の受賞回数は、全国でトップ。
生産技術と品質の高さに驚きました。
そして、次は私がずっとやりたかったこと。
先ほどのずらっと並んだカップは、このようにお一人ずつセットされます。
赤いシールがしいたけだし。
その隣が、かつお昆布だし。
3%、10%、30%はかつお昆布だしに、しいたけだしを混ぜた割合を示します。
この中で、一番おいしいと感じるものはどれか、
皆さんに飲み比べていただきながら、アンケートにご記入いただきました。
しいたけだしの飲み比べに真剣な皆さん。
アンケートの結果は、じっくり分析してみますが、
どのだしが好きかによって、分かれます。
例えば、かつおだしがお好きな方は、
しいたけだしの割合が少ないものを好まれます。
また、「料理によって、しいたけだしの割合を使い分けたい。」と答える上級者も!!
このアンケート結果は、私の大切な宝物となりました。
このあと、とりや茶屋さんの松下料理長の
驚きの乾しいたけ料理が登場します。
それは、次の記事に書かせていただきますね。
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