”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

おてんばな吹立菜

2017-04-03 16:06:30 | 在来種 伝統野菜

こちらは、加賀野菜の吹立菜(ふきたちな)です。

 

   

この葉の色も、スプーンのような葉の形も小松菜そっくり!

 

  

 

と、思ったら小松菜とは兄弟同士と書かれたものを見つけました。

   

金沢の漬け菜の一種で、

藩政時代に城南・笠舞(かさまい)地区で栽培が始まり、

金沢中で作られるようになったとのこと。

  

てんば菜とも呼ばれていますが、

「てんば」の名は、塩漬けにしても重石の下からニョキニョキと茎を伸ばし、

花まで咲かすところから「おてんば娘」のようだとつけられた名前だそうです。

それなら、「てんば菜」の漬物は「おてんば漬け」と呼ばれるのかしら?

なんか、かわいらしいですね。

  

そんな「おてんば娘」を使ったお料理です。

ご覧ください。

  

●吹立菜のチャーハン

 

  

  

●吹立菜ときのこのパスタ

 

  

  

この車麩の角煮風丼の付け合わせも吹立菜です。

 

  

 

とても甘味のある菜っ葉で、

特に茎の部分は、まるでアスパラのようでした。

 

おてんば娘が飛び跳ねているようで、

とても元気の出る食卓となりました。

ごちそうさまでした。 (*´▽`*)

 

 

コメント
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