こちらは、加賀野菜の吹立菜(ふきたちな)です。
この葉の色も、スプーンのような葉の形も小松菜そっくり!
と、思ったら小松菜とは兄弟同士と書かれたものを見つけました。
金沢の漬け菜の一種で、
藩政時代に城南・笠舞(かさまい)地区で栽培が始まり、
金沢中で作られるようになったとのこと。
てんば菜とも呼ばれていますが、
「てんば」の名は、塩漬けにしても重石の下からニョキニョキと茎を伸ばし、
花まで咲かすところから「おてんば娘」のようだとつけられた名前だそうです。
それなら、「てんば菜」の漬物は「おてんば漬け」と呼ばれるのかしら?
なんか、かわいらしいですね。
そんな「おてんば娘」を使ったお料理です。
ご覧ください。
●吹立菜のチャーハン
●吹立菜ときのこのパスタ
この車麩の角煮風丼の付け合わせも吹立菜です。
とても甘味のある菜っ葉で、
特に茎の部分は、まるでアスパラのようでした。
おてんば娘が飛び跳ねているようで、
とても元気の出る食卓となりました。
ごちそうさまでした。 (*´▽`*)