「蜜の味」ってこういうことを言うんだ・・・と納得してしまう
すごい食べ物に出逢いました。(*^_^*)
それは、こちら。
何かわかりますか?
焼き芋じゃありませんよ。
これ、紅はるかの干し芋(丸干し セミドライ)なんです。
袋井市三川地区にある高山農園さんが作っています。
昨日、夫が高山農園さんからいただいてきて、
あまりのおいしさに、私、5本続けて食べました。
そして、どうやって作られているのか知りたくて、
この暮れのお忙しい中、
農園主さんに会っていただきました。
このハウスの入り口にある灯油ボイラーが、
干し芋づくりの重要な役割を担っています。
さすがに年末なので、
作業風景を見ることはできませんでしたが、
この木製の棚に紅はるかを並べて、
1時間半ほど蒸します。
普通、丸干しの干し芋は蒸した後に皮を剥きますが、
こちらでは、もともと細いお芋を丸干し用に使うため、
皮は剥きません。
その後、こちらの乾燥機に並べます。
これは、乾しいたけを作る時にも用いられる機械です。
60℃の庫内で、5時間~6時間乾燥させます。
でき上がったものが、こちら。
これは、12月26日にできあがったものです。
常温でハウス内に保存されています。
1週間以内なら、常温でもカビの心配はないそうです。
粉が吹いた保存食の干し芋とは
また一味違った、とろりとした干し芋。
ちょうど、焼き芋と干し芋の中間くらいの食感です。
味も蜜そのものですが、
断面が光に輝く様子は、蜜が光っているようです。
こんなにおいしい丸干し芋ですが、
今のところ、ご近所さんに食べてもらっているだけで
商品化はされていません。
問題は、見た目と日持ちだとおっしゃいます。
この蜜の味、
知っている人たちだけでこっそり味わいたいという気持ちもありますが、
やはり、多くの人に味わってもらいたい!!
そのくらい幸せな味なのです。 (^_-)-☆