先週末、三川公民館で
みつかわキッズによる正月飾り作りが行われました。
ここまでの状態を、地域のお年寄りや
お手伝いの大人たちが準備します。
縄をなう作業は、真冬でも汗だくになります。
おじいちゃん先生の指導のもと、
仕上げをしていきます。
ほとんど手伝ってもらったけど、完成!!
実は、この材料に使われた稲わらは、
地元で採れたお米のものなんです。
稲刈りが終わったその日に、汚れを洗い落として
1~2日間、天日干しにします。
それを3ヶ月間、冷蔵保存して正月飾りに使います。
冷蔵しなければ、青さの残る美しい色は保てません。
これは、決して子供たちの活動のためだけに
保存しているのではありません。
自分たちが育てたお米が実ったことに感謝し、
そのわらで正月飾りを作り、新年を迎える・・・。
その習慣を守り続ける農家さんが
わずかながら、この三川には残っているのです。
農と人の暮らし、伝統行事は密接に繋がっています。
その自然の流れを、
危なっかしい手つきで正月飾りを作りながら
再認識できた幸せな時間でした。
おじいちゃん先生たち、ありがとうございました。