”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

米作りと正月飾り作りの関係

2013-12-16 09:10:31 | “農”

先週末、三川公民館で

みつかわキッズによる正月飾り作りが行われました。

 

 

ここまでの状態を、地域のお年寄りや

お手伝いの大人たちが準備します。

Img_8381

縄をなう作業は、真冬でも汗だくになります。

 

 

おじいちゃん先生の指導のもと、

仕上げをしていきます。

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ほとんど手伝ってもらったけど、完成!!

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実は、この材料に使われた稲わらは、

地元で採れたお米のものなんです。

 

稲刈りが終わったその日に、汚れを洗い落として

1~2日間、天日干しにします。

それを3ヶ月間、冷蔵保存して正月飾りに使います。

冷蔵しなければ、青さの残る美しい色は保てません。

 

 

これは、決して子供たちの活動のためだけに

保存しているのではありません。

自分たちが育てたお米が実ったことに感謝し、

そのわらで正月飾りを作り、新年を迎える・・・。

その習慣を守り続ける農家さんが

わずかながら、この三川には残っているのです。

 

 

農と人の暮らし、伝統行事は密接に繋がっています。

その自然の流れを、

危なっかしい手つきで正月飾りを作りながら

再認識できた幸せな時間でした。

 

おじいちゃん先生たち、ありがとうございました。

 

コメント
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