1月29日の記事に
「干しカリフラワーを料理に使ったらアクを強く感じた。」
ということを書きました。
http://blog.goo.ne.jp/ume724/d/20130129
このアクの正体はシュウ酸です。
生のカリフラワーを茹でて食べていた時は、
ここまでアクを感じなかった・・・。
むしろ、カリフラワーはクセのない野菜だと思っていました。
しかし、カリフラワーの茹で方を調べてみると
「小麦粉を入れる。」という方法が紹介されています。
これはでんぷんのコロイド溶液が
カリフラワーから出たアク成分を吸着してくれる
という効果をねらったもの。
このような方法があるということは、
カリフラワーには思いの外、シュウ酸が含まれていると
言えるのではないでしょうか?
さて、シュウ酸というと
あの痛~い結石の原因のひとつと考えられています。
カルシウムとシュウ酸が結晶化して
石のように固まるものですが、
通常、カルシウムを十分に摂っていれば、
腸管内のカルシウムとシュウ酸が結びついて
シュウ酸カルシウムとなり、便として排出されます。
よって、結石は出来にくくなると考えられています。
「シュウ酸にはカルシウムを!」ということで、
干しカリフラワーはミルクフリッターにしてみました。
干しカリフラワーはさっと茹で、
・牛乳と薄力粉 各1/2カップ
・ベーキングパウダー 小さじ1/2
を混ぜた衣につけて揚げました。
写真は、ヒマラヤの塩、ケチャップを添えてあります。
今回は、アクを感じることなく、おいしくいただけました。
ただ切って、並べて、干して、すぐ調理に使える
というわけではなく、
ちょっと手間はかかりますが、
カリフラワーを干すことで多くの発見がありました。
だから、大収穫だと思っています。 (^_-)-☆