富山の聖地に ”とてつもない大きな獲物”を狙いに 車を 走らせた
獲物は コレ
静寂は 魔物の声を 隠しているのか
君の愛に包んで来た 武器は その時を 待つ
”YSDさん 落ち着かれてますね・・”選手控え室で 受験者に つぶやかれた。
選手入場・・
今日は 本気モードの 和食装束
日本一の蕎麦屋店主の衛生検査の眼光を受ける
いつも通りの平常心で スタート
1回目の加水 いつものペースで
2回目の加水 順調に・・
水廻しの指が 激しく回る
この時 急に 動悸が激しくなる
ランニングしてる時に たまに起こる不整脈だ
ランニングなら 立ち止まり 深呼吸をして 少し一息入れると やんでくれる
でも 蕎麦打ちの制限時間は 40分
5分も 立ち止まったりしていられない
よりによって なんで 今 来るんだい?
指の・・腕の・・回転を スローにして スローにしてやる
でも 動悸は 止まらない
頻脈は 獲物が 追いかけてくるように 野獣のように激しくなる・・
止まりそうなくらいの 腕の動きにしたのか させられたのか・・
腕が 止まっていく
こねに入ろうとするが 体重をかけるなんて できない
うつろな目で 心と身体が 問いかけあう
もう 動けない
座り込んで 目が 審査委員長に ”絶対言いたくないそのこと”を 告げた
座り込んだ
会場係りの方が 椅子を 用意してくれた
狩りは 10.分で終わった
武器は なにも 使えなかった
救急士に 手当てを受けている間に ”30番は 体調不良により 棄権されました”のアナウンスが 聞こえた
救急車で 運ばれ 手当てと検査を受けて帰ってきたら
制限時間40分は 遠くに過ぎて 4時間が経過していた。
ガランとした会場が 終了宣言か・・
明日がある 明日がある 明日があるさ~
来年がんばろう~倍返しだ
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