待ちにまった 名人戦 初挑戦
名人戦を楽しむ衣装は とっておきのシェフコート
段位認定会なら 無謀だけれど・・
名人戦の【お楽しみ1】は この姿打つこと!! 目立ち度■■■■■
初段 弐段 参段の段位認定会は 合否があるから もちろん緊張はしていたけれど 名人戦は 勝利するのは ひとりだけ・・
そんなに緊張もしていなかったけれど 36人の挑戦で 上位10位まで 表彰すると 開会式で 発表されて なんか その中には入りたいなあと 見分不相応な 欲望が 笑顔をぎこちなくさせる・・
通常の人は 後ろの方のように 計量カップで 計量して 加水するのに
ボクの名人戦の【お楽しみ2】は ワイングラスで 加水するパフォーマンス!
しかし コレが 名人戦の魔物を呼んでしまった。
まず ボトルに 目安より 水を入れすぎた
1回目の 加水は まずまず ところが 2回目で 思わぬ失態・・
とんでもない量が 入ってしまった。
あらぁ~~こりゃ ズルズルや・・
この時点で 頭 真っ白・・
こりゃ 蕎麦に なるのか???
菊練りして 手を洗いかけた・・おおおおお なんてこった・・
水を 元に戻したいくらい 蕎麦粉を 入れたいくらいだけど
ボクの名人戦の【お楽しみ3】 決め水は このフレンチシェフコートに 合わせて スパチュラで タラリ・・
もう 水入れてるばあいぢゃないけど ”どうしょう・・”
ああ ボクのこの日の美学は 守らなきゃ・・
華麗に タラリ・・ああああ また ズルリ・・
地のし ズルズルやけど うまく そう見えないように
ボクの名人戦の【お楽しみ4】は IWT式 逆回転スイッチオフの4つだしスタート・・
これは まずまず・・
軟わこいから 伸びる伸びる はははは・・
ボクの名人戦の【お楽しみ5】は 厚みチェックの 潮騒のさざなみウエーヴ・・
これもまずまず・・
ボクの名人戦の【お楽しみ6】は 三段たたみの カットを 侍の 竹を刀で切るような 気合切り!
ところが 麺体が 軟らかいものだから ・・・
ああああ 無残に・・
審査員の眼が キラリ ああああ・・
ボクの名人戦の【お楽しみ7】は 必殺仕掛け人の ”シャキーン”の音とともにの 蕎麦さばき・・
でも やっぱ 切れ味悪し・・
”4番終了しました!”
5分くらい時間余ったけれど 片付けで 時間調整して 38分55秒 終了宣言
はじめての 名人戦挑戦は 惨敗で 終わりました。
でも
福井のAKMさんから ”ゆったりとのびやかに打ってましたね・・”
審査員のHKZさんから ”水入れるところは 見なかったが どうやって あのボトルに 入れたんだ?”
”加点してやりたかったよ・・”
見事7位に 入賞されたKDRさんの 奥様から ”ひときわ目立ってましたね・・”
ボクを 蕎麦打ちに 導いてくれたSKGさんから ”後ろの観客の方が 華麗だわぁ~ それに 美味しそう”って 言われてましたよ・・
師匠のプロ一番弟子 YSMさんから ”カッコよかったっすよ”
よかった みんな楽しんでくれて ・・
ボクも 楽しませてもらって ありがとうございました・・
惨憺たる蕎麦打ちで 指導いただいた師匠には 申し訳ない気持ちでいっぱいだったが 終了した時の 師匠が投げてくださった ”うなずきの表情”も とても 心を 穏やかにさせていただきました。
まだまだまだまだ・・
今回の名人戦申し込みの用紙に書いた一文通りの蕎麦打ちだった
”参段位をいただくまでは 上手に蕎麦を打つこと」ばかり考えていましたが 最近気がついたことがあります。
蕎麦打ちには 見事にその人の人生そのものが映し出されるということです。人に感謝し 自らに鍛錬を課し 誠実に 真摯に 人生そのものを研鑽して参りたいと存じます。”
ああ 明日から やりなおしだ・・
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