■ 本のカバーデザインは昔の方が断然良かった。具体例を挙げて新旧を比較することは控えるが、ぼくはそう思う。もちろん今書店に並ぶ本の中にもカバーデザインがすばらしいものはある。
先日買い求めた『弥勒の月』あさのあつこ(光文社文庫2008年1刷、2021年25刷)のカバーデザインは芸術的に美しい。カバー折り返しに弥勒シリーズとして9作品が載っている。カバーはどんなデザインだろう・・・、書店で確認したい。『弥勒の月』はあさのさんの初めての時代小説だという。
今日(8日)朝カフェでこの作品の解説を読んだ。解説文を書いた俳優の児玉 清さん大絶賛。**作家あさのあつこが滾るほどの熱き思いをこめた渾身のストレート。火の玉投手の投げたファイヤーボールをキャッチャーである読者のあなたはどう受けとめるのか。(後略)**
藤村の『夜明け前』を読み終えたら、この時代小説を読むことにするが、それはしばらく先になりそうだ。
#あさのあつこ #弥勒の月