六本木ヒルズ森タワーから俯瞰した国立新美術館(撮影:2023.04.13)
設計:黒川紀章・日本設計
■ 国立新美術館の空間構成は単純明快だ。ウェーブしている曲面の外壁が特徴のエントランスホール、その後方に横一列に並ぶ展示室。
3層吹き抜けのエントランスホールに入ると、行きたい展示室が簡単に分かる構成になっている。2007年に開館したこの美術館には何回も行った。
現在この美術館でマティス展が開催されている(会期:5月27日まで)。21日(日)はあちこち見て歩いたけれど、一番行きたかったのはこの展覧会だった。
今回は150点を超える作品が展示されているとのことで、見ごたえがあった。
展示作品を鑑賞していくと、次第に色や形が単純化されていく様子が分かって、興味深かった。ポスト印象派に属するマティスはモネに代表される印象派の絵画のはっきりしない曖昧な色、曖昧な形から離れていく・・・。
展示作品の一部は写真撮影が許可されていた。
シンプルな色と形。ここまで単純化できれば言うことなし。
マティスの切り紙絵
切り紙絵には曖昧な要素が全くない。色も形もきっちり決まる。マティスが晩年に到達した表現。すばらしい。
会場にロザリオ礼拝堂の内部が再現されていて、びっくり。原寸大とのこと。
チケットはいつもの通り、ダイアリーに貼った。日付と同行者名を記して。
マティス展には何年も前にも行った。会場は東京都美術館だったような・・・。ネットで調べて、2004年に国立西洋美術館で開催されていたことが分かった。この年のダイアリーにはチケットが貼ってあった。12月10日に新宿で24会が開催され、参加していた。翌11日にマティス展を鑑賞していた。
マティスの絵は色が鮮やかだ。好きだな、マティスの絵。
週末東京の記は以上!
Matisse マチス The Red Studio @MoMA (1) MoMAキュレーターによる渾身の企画
https://blog.goo.ne.jp/onscreen/e/78d79cc28f573ecf0328571d83a336f6
この絵に隠されたベネチアン・レッドの「重大秘密」を紐解いている展示(汗)
よろしければドウゾ!
貴ブログを閲覧させていただきました。
ありがとうございました。