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哲仙の水墨画

デジカメの風景写真、四季の草花、水墨画、書、短歌などを楽しみます。

百人一首第七番天の原(書)

2009-05-17 06:00:53 | 
天の原ふりさけみれば春日なる
三笠の山に出でし月かも         阿倍仲麿

 大空をはるかに見渡すと、見事な月が昇ったところである。この月は故郷奈良の都の三笠山に上る月と同じものだあろうか。この月を眺めると、故国の都が懐かしいものだと望郷の念を歌っている。仲麿は奈良時代の元正天皇のとき遣唐使に随行し、一度帰朝しているが、再度、唐へ渡り、二度と故国へは戻らなかった。


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