
秋風にたなびく雲の絶え間より
洩れ出づる月の影のさやけさ 左京太夫顕輔
秋風が吹いて、空にたなびいている雲の間から、漏れてくる月の光の爽やかで、なんと美しいことか。単純明快な秋の夜の情景を詠んでいる。顕輔は晩年出家してから歌道に励み、崇徳院の命で詞華集を勅撰している。
洩れ出づる月の影のさやけさ 左京太夫顕輔
秋風が吹いて、空にたなびいている雲の間から、漏れてくる月の光の爽やかで、なんと美しいことか。単純明快な秋の夜の情景を詠んでいる。顕輔は晩年出家してから歌道に励み、崇徳院の命で詞華集を勅撰している。