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哲仙の水墨画

デジカメの風景写真、四季の草花、水墨画、書、短歌などを楽しみます。

ちるはさくら 蕪村(書)

2008-04-13 06:45:10 | 
ちるはさくら落つるは花のゆふべかな      与謝蕪村

 散ると落ちるの意味は異なる。散るはやさしさがあり、音もなく静かである。一方、落ちるは強い表現で音を伴うことが多い。蕪村は桜は散るものと捕らえ、花は落ちるものという。この句の花は桜ではないのだろうか。詩歌の世界で花は桜を意味するので困惑するばかりだ。俳人の感覚は微妙で凡人には理解できない。


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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花は女性? (ichii)
2008-04-14 00:06:44
ふと、夜の世界の男女の秘め事か、大人の恋をする女性の事を詠ったのかしら?などと、光源氏の世界のような事を思い描いてしまったのですが、考え過ぎですね。かなり想像が飛躍してしまいました。

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ichiiさんへ (哲仙)
2008-04-14 07:01:22
 凄いね。驚きました。考え方が飛躍していて。源氏物語が展開するとは全く凄いですね。考えも及びません。私は現実的にとどまっていてロマンがありませんね。これからは少し広く展開するようにします。参考にします。
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