哲仙の水墨画

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古今集第百六番吹く風を(書)

2011-01-04 06:23:23 | 
吹く風をなきてうらみよ鶯は
我やは花に手だにふれたる      詠み人知らず

 花を吹き散らす風にそのきれいな鳴き(泣き)声で恨み言を言いなさい。鶯よ、私は花に手さ触れていないのだから。変な誤解はしないで欲しい。 我やはの「やは」は反語で触れていないとなる。