哲仙の水墨画

デジカメの風景写真、四季の草花、水墨画、書、短歌などを楽しみます。

古今集第五十八番誰しかも(書)

2010-08-13 05:34:36 | 
誰しかもとめて折りつる春霞
立ちかくすらむ山のさくらを        紀貫之

 一体誰が出かけて行って折ってきたのだろう。春霞が立ち込めて隠れている桜を。作者は感心もし、呆れてもいる。折られた桜の枝を見て詠んでいる。