前の店の前は、とってもいい会社で
お客さんがほぼ常連さんだったんだよね~
だから、お客さんもリラックスしてたし
スタッフもよい緊張感を持ちながら、楽しくやってた。
お店全体がひとつの世界だった。
新規のお客さんばっかりだと、世界観がバラバラで
まとまりのついてないお店になる。
(もちろんそういうのが狙いの店もある)
何が言いたいかっていうと
何かを作るとき、その人のことをどこまで考えられるかってこと
何度もいらしてて、お話はしなくたって
必ず同じメニューを頼む方
食後にホットコーヒーを飲む方
食前にタバコを吸う方
お水をたくさん飲む方
食べたらすぐ帰る方
その人のしぐさや振る舞いで
何がその方のハートをつかむんだろうって考えること
かなり大事
でもそういうことって、相手に向かっていかなきゃ分からないことなんだよね
常連さんはもう嗜好がわかっているので、お互いラクなところが多い。
何が嫌だかわからないからほっとこう・・・
そんな負の接客もあります
何がいいかわからないけどとりあえず一品サービスしとこう
そんな余計な接客もあります
そこには、他人に興味を持てるかどーかが大きなポイントだと思います
接客やお料理を通してお客様と会話すること
(おしゃべりするってことじゃなくて)
シンプルなことだと思うんだけど
共有するのは難しい・・・
ともかくがんばります