おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

人生設計

2009-07-08 | ■ サマザマな おはなし


この歳になるまで いわゆる人生設計を具体的には
描いたことがないことに気付きました

描いたことがない というより
描いている余裕など無かった というのが真相

来年の七夕の日で やっとのこと
家のローンが済みそう になりました
25年間 毎月毎月 約10万円近く
景気のよい時代の金利設定だったので 今から考えると
とてつもなく不利な金利を強いられてきたのでした
一度だけ交渉したことがありましたが 
事情変更の原則も 通じませんでした

“ 想定内の金利幅で 当社は金利変更交渉には
到底 応じられません ” で 一件落着


当方も それほどの期待もなく ただ なんとなく主張だけは
すべきかなとの動機による行動でしたが・・・

というわけで ローン完済後の人生設計などを 
などと 妙に考え込んでしまったわけなのでありましたが
結論は至って簡素 質素 単純 妙味などゼンゼン無し

とりあえず 余計なことを考えずに
日々を大切に 伴侶さんのチカラもお借りし
生きながらえていこう


というものでして
なんとも 平々凡々たる午後のひと時のたわごとで
これまた一件落着

もっとも こんな私ですから
人生設計なんぞとのたまわってみても
好みの文庫本を持てて
コーヒーを啜れて
JAZZなんぞを聴くチャンスなんぞがあるところなら
地球上どこでも オーケー
さいわい 仕事は インターネットが利用できるところなら
これまた地球上どこでも オーケーということで

生来の ボヤーッとしたオットリとしすぎた性格は
まず 如何ともし難く
伴侶さんには ご理解を願いながら
なんとか かんとか つっかかり ひっかかりながら・・・
これからも 巷の川を流れていくことでしょう

というわけで ブログを記していたら
北国の友から 大好物のおつまみが到着 
感謝 感謝

今夜も 遅ればせの人生設計の素描などそっちのけで
でも ホンのチョッピリ盃に浮かべながら
少しだけ 伴侶さんともども
他愛もない話をしながら
御酒をいただきとうございます

                


 

 


      

 

    

      

 
   


<iframe id="embed-gooblog-like" src="https://blog.goo.ne.jp/embed/reaction?url=/toku2184/e/6633e98054a80595ca6c13f599a04d49" width="100%" height="94" frameborder="0"></iframe>

保守性

2009-07-06 | ■ サマザマな おはなし

県政の首長を選ぶことに関し いろいろと前哨戦の話題が
伝わってきます

おおよそのことは 伝え聞いていますが
暗黙公認のドン?が居て 暗黙の?あうんの呼吸で
県政の大もとは決められていたとか?
それが延々と続いた県政であって
県会議員の個々の意見をさまざまな
場面で公に近い形で問うシステムが築かれるようになった
のは
全国でも 最も遅いほうとか

もっとも このことは ある特定の政治団体内の決め事であり
直接には公的な仕組みではないので
違憲ではない(地方自治・住民自治の観点からしても・・
一応は・・・?)

しかし
その団体が実質的に県政を牛耳ってきたことを思うと
どうも シックリこない
住民に選ばれしものよりも より実権を持った存在の天の声
やはり シックリきません


正直 一徹ともいえそうな 頑固

よく言われる 常陸の方にたいする形容


こちらに越してきて 最初の驚きは
 入学式会場の正面の
壇上に 町の要人議員さんたちが
づらりと並んで貴賓席の場を占めていたこと
彼らは職務上議員であって 職務を全うする
ため そうした地位にいるということで
人間的に貴賓とは限らないのですが・・・( 尊敬に値する方もいますが だからといって壇上にズラリは 異様
そのように設営した学校側が オカシイのかな? )
主人公の?新入生は その議員さんたちに見下ろされ・・・
かしこまって
父兄も つまるところ 壇上の異様な列を見上げ続ける式典
それが 慣例?

町会で 越してきて直ぐだったか?役をおおせつかり
今までの慣例とやらの会計処理を問いただしたら
“今までのとおりで いいでしょう”という趣旨の発言で
一件落着
部外者? よそから来たものは 余計なことを言ってくれるな
という感じの 天の声?

それほど おかしいことではないのだから
このままで いいんじゃないの
 どうせ そんなに違いのあることじゃないんだし・・・

とは いえ
おかしいことは おかしいことなのです

保守性の難しさ
いい物を大事に守る これはモチロン賛成
いいこととはいえないが 今までそうしてきたのだから
そのままで・・・・ には 反対です
しかも 根拠のアマリ無い特定人に付着した
権威とやらにも 
大いなる 疑問を持ちます

困った保守性の陰には かならずといっていいほど
困った権威 とやらがありますね
会議になると 開口一番
“私は 日本で 二人しかいない○○という資格を
初めてとった一人です”
というふうな決まり文句でのスタートが常道の御仁が
います
このかたは 他の表現でも かならずといっていいほど
まず 自分の保持している権威を相手に示すことから
会話を始めます
何度も 何度も それをやられ ある組織の最後の会合で
思わず 言ってしまいました
『いまはそのことは なんら議題に関係ない事柄でしょう・・』

(大人気なく 会議の雰囲気に影響を与え
おおいに 反省はしています)
今まで そうした指摘を受けたことがないのでしょうね
如何に自分が権威とやらを盾にしたがっているかを
表白保守し続けていることになんらの違和感を持っていない
(もっとも このかたは 他にも超個性的な性格をお持ち
ここには ボンヤリとしか記せません が
一例をあげると
私が蒙ったことではなく 知り合いのことで 
その処理を伺ったら ソットしておいてということなので 
そのように取り計らいましたが・・私自身は
いわれもないことで しかも眼に触れる形で残る
書面でもの侮辱をほっといていていいのか心配でしたが・・・
他にも 超個性的言動にはこと欠きませんが・・・)

といいながらも 自分もおおいに気をつけねばなりません
ときどき 補助者さんに注意されます

言動に注意を すこし 一般的標準から かけはなれている
 ところあり

との 貴重な所見も頂いているので



さて 本日は ある公的機関の電子申請関連の
研修会参加
どうも この種の参加には遠慮したがる自分がいます
“ワカラナイコトが多くて 他の参加者さんたちに迷惑を
かけそう 進行の邪魔をしないか 超心配”
との思いが 未だに強くて
でも 気にせず? 行ってまいりまーす

 自分のなかに 余計な
保守性をもたないことをモットーに
努めます

                     
 




まず 顔を出す

2009-07-03 | ■ サマザマな おはなし

本日は 笠間市内商工会様主催の説明会に参加
させていただき 学習してきました

中小企業白書に関する説明会

中小企業庁の方が来られ
とても参考になるお話も聞く事ができました

企業の種々の蓄積されたノウハウなど
次の世代の方に訊ねられる前に 
伝えるべき側が むしろ
伝達・承継をリードする
遠慮があって尻込みしている若人もいることさえあるの
だから 無理強いして伝承するくらいの行動も ときには
必要(そのようなニュアンスかな?)との印象深いお話など・・


培われてきたノウハウなどが 
上手く後継者に伝わらないと とても 残念
というよりも 損失

他にも いろいろと 貴重なお話 学習になりました

会場で 意外な方と再会できたり その方をとおして
新たな出会いを作っていただいたり
まずは 顔を出す
これを徹底していきたいものだと改めて思いました



さて 明日は東京での学習
講師の教授の方も とても情熱を持った方(失礼ですが
このように表現させていただきました)
あと 2回
大事に大事に すこしでも自分の糧 しいてはクライアントさんの益になるよう
頑張ってこようと考えております

苦手な 首都圏地下鉄網事情なども
ホンのすこしだけ 詳しくなりました?

まさしく網の目のようにはりめぐらされたレール
高度成長期の日本の熱情が思い起こされます
高度成長路線の是非など いろいろ問題はありますが
とにもかくにも 人間のエネルギーというものも
まんざらではないのだと・・・
我家の粗末な庭の改装に来て頂いた初老の職人さんの
往時の都内の地下工事の様子を伺って
そう思いました

その方のおっしゃるには 地下の大工事も
コツコツ コツコツ 人力の掘削作業が
必須なのだとのこと 
確かに 重要配管などが縦横に密集している部分
緊張の連続でしょうね

日夜努力している
名も無き巷の真の賢人さんに
これ以上遅れをとらないよう
コツコツ コツコツ 学習してまいります

                      




漱石さん

2009-07-01 | ■ サマザマな おはなし


なぜか 漱石さんの本は それほど継続して読むことが
ありませんでした

単発的 でした

私の場合は 興味がある作家さんの場合は トコトンのめり
こむこと多いけれど 
小遣いが少ないので
全集で一時に手に入れるというわけにはいきません
で 
つぎつぎとたぐって読み続けるというパターン

鴎外さん 葛西善蔵さん 武田百合子さん 沢木耕太郎さん
尾崎放哉さん など ほとんど文庫本で 持っています が
(まだ 読めてないものもあります)
日本文学界の4番バッター?候補
漱石さんのは ほとんど持たなかったことに違和感がありませんでした
が この二 、三年 ムクムクと興味がわいてきました

なぜなのかは わかりません
要するに 私の思い違い 理解不足 読み手側のチカラ不足
ということだったのかと 思われます
読み手側のチカラ不足は 今でも続いていますが
イイナー と 最近になって 読み耽っています

今は 【明暗】

この歳になって はじめてピンとくるものがみつけられたの
かな? 
晩熟もいいところだと 苦笑しています

中学時代に出会った 坊っちゃん のイメージが強すぎて 
肌にあわないと思い込みすぎていた というあたりが
この歳になって読み続け始めることになった理由かな?


初対面における イメージでの判断能力
人生における重要なファクターとも言えますね

初対面での瞬間のイメージが ほとんど 決定的ポイント
になる
その一番いい例は 人生の伴侶選びの場面かな?

ある意味 恐ろしいことですよね
イメージでの判断

人を判断する基準からして
ほとんど 曖昧とも言える この イメージというヤッカイな
ものに頼るしかないような・・・



晩熟(それほど 熟してはいませんが)の私にとっては
いまだに 人を見る目を養いきれていません
想定外の行動に出られ あたふたとすることもしばしば

もっとも 相手の方も 
予想ができない言動をする人だな
との目で 私を見ていることも多いかも?

というわけで
漱石さんの人物像 など 
おおいに誤解していました

思い込み 

不気味な言葉ですね
実際のところを確かめようともせずにいることの恐怖
真実から遠く離れたままでこの世を去るのは
とても無念なような気持ちです

すこしでも 本物に近いところで生活できたならなー

ときどき 考えます
もっとも この 本物
というものの正体が
なかなか掴みきれないのですが・・・