おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

別府

2008-04-13 | ■ サマザマな おはなし


先日 所用で 九州へ行ってきました

運よく 別府の
鉄輪(んなわ)に寄ってこれました

わたしのホームページ COFFEE BREAK に載っている

ベスト5の内の 温泉どころです

この近辺だけで2000箇所以上の泉源を持っているとか

確かに 湯煙は勇ましかったですね 相変わらず


でも 往年の客足はどうなんですかね

すこしだけ? 経営が たいへんそうでした 



どこでも どこでも 企業努力

なんとなくそういう雰囲気でした まかないさんが走り回って

人員削減効率化かな?

それはそれとしてしっかりと九州の湯にふれ シアワセな一夜でした

                      
                           
     

ただ 日本中の温泉地の現状を思い

複雑な心境でした (湯量に恵まれたこの地でさえタイヘンなんだなー)


多くの温泉地では
遠くの源泉から苦労して湯を引いている旅館も多く
苦労がしのばれます

というわけで 別府の湯煙にも

感謝と応援歌を残してきました

また会えるときまで がんばって吹き上げていてね




                                    


      

 

    

      

 
   


jazzだけですか?

2008-04-12 | ■ サマザマな おはなし


友達にときどき聞かれます

学校時代は ビートルズで明け暮れていたようだったけど
今はジャズだけなの


そんなことはありません

クラッシックも ロックも  新内流しも

ポップスも 演歌も その他   ぜんぜん聴かないわけではありません 

最高のロックは なんて活字をみると

どうにも気になって CDで確認してみたりします


でも やはり JAZZが一番ですかね  今は  
(ビートルズ・ビーチボーイズ・ローリングストーンズなどもときどき流します
ちあきなおみさん 越路吹雪さんのCD   
佐野元治のレコードだって持ってますよ)

音楽はほとんど何でも好きです (嫌いなジャンルのほうが少ない)

でも 一番は JAZZ(特に1950年代のもの)


ビートルズからボサノヴァにかわり ジャズへと・・・そんな具合でした

Jazzも範囲が広いですが

わたしはモダンジャズです


好きなものへの関心は ドンドン広がりますね
単に音楽そのものだけではなく 
その頃の主な演奏の場アメリカ・ヨーロッパの様子 
ミュージシャンたちの 生い立ち 生き様 
どうして早世のものが多いのか 薬物中毒の悲しさ 
ストイックなまでの生涯を見せた訳け などなど
興味はどんどん膨らみます

そして とても意外なことがわかって あらためて感動

なんてことも



さまざまな音

さまざまな色

さまざまな思い

さまざまな声

さまざまな喜び

さまざまな生き様

それぞれあって当然  ですよね



≪総統のご意思のままに≫ なんぞと大衆が斜め挙手のワンパターンで叫ぶ世界

まっぴらごめんです

でも なんども  なんども そんなつまらない場面がこの世にはありましたね

恐ろしいことです 

今から たった 60年前ぐらいの世界にもありました

今だって そんなふうなことが・・・・


                            




                                    


      

 

    

      

 
   


複雑

2008-04-11 | ■ 業 務 エ ッ セ イ

わたしの仕事は とても 広範囲です

聞いたことも無いカテゴリーのものが

突然依頼されることもあり できる限り率直に

≪初めてのものなので調べながらやらせていただきます≫

という具合にスタートすることが ときにはあります


そこで一番困るのは 報酬をその場で答える必要に迫られたとき

できうれば 作業概要をつかんで 実値にできるだけ近いものを報告したいのですが  どうしてもどうしても その場で聞きたいという方(お客様にもいろいろな立場があります)もおられ

そのときは エイッ ヤー と 止むを得ず告げてしまうことも


そうすると 実際の相場との差が とても気になって


安ければ 安いほど良い  というわけにはいかない


つまり 最初の想定と実際の報酬との差の具合の問題です

プロですから いくら初めての分野のことでも
報酬額の大幅訂正(+でも-でも)は難しいものがあります

お客さんに対するイメージは 微妙になりますでしょうから


そういうときは 仕事を頂き勉強をさせていただいたということで 一件落着としてます


大幅増額は現実にはできません(ほとんど このケース)

で 要は  どのようなことでも想定の範囲に収められるよう
日頃から 鍛錬を

という 

本日は 裏話?でした


それにしても 報酬額 

基本は 
自己の総労働価値分とでもいうものなのでしょうか


やはり 奥の深い問題

さまざまですものね

結局は 
客観的にも対価に見合い お客様が納得できる範囲 ということかな

答えになりませんね


なるかな?
             









外は 雨

2008-04-08 | ■ サマザマな おはなし


よこなぐりの雨が 降り続いています

いつもと違う方向から 小鳥たちのさえずり

お隣の軒下にかたまっておしゃべりしてます

見知らぬ連中と相席でも 濡れながらの散歩よりはマシ
(すずめだけじゃなく ムクドリのようなのもいそう  窓が雨の波でぼやけてはっきりとは見えない)

こういう日には ある情景が 必ずといっていいほど思い出されます

一時期 郵便配達をしていました(貯金課から自己都合で郵便課に移動させてもらいました   勉強時間を多くとれそうだったのです)

寒さ 暑さ 暗さ(速達は日没後も配達があり 今と違い街灯などもあまり無い地域が多かった  バイクの灯りにあて先をかざし確認しながらも 範囲が広くよく迷う)もたいへんですが

なんといっても よこなぐりの雨の日

同じよこなぐりでも 厳寒のよこなぐりの吹雪のほうがマシ


どうしてかというと

配達物が濡れることは どうにか避けられる可能性が高かったからです

手紙 はがきを濡らすわけにはいきません


それでも 自転車で真夏の坂道をこぎながらの
       真冬の吹雪道を転びながらの配達も 
ヘイチャラさ と思っていました



真冬の早朝 2時55分起きの新聞配達を思えば なんてことはなかったのです

一時期  東京で新聞配達をしてました



信念にあふれた しっかりした人は

暑さ寒さ つらさ なんぞには少しも動じないのでしょうが

平凡庶民たるわたしは そのような比較理論(アレに比べればコレのほうがマシというごまかし) で


心を持ちこたえていました

あまり男らしくない手段ですが それしかなかったのです

そのころの自分には




今日はよこなぐりの冷たい雨の日

わたしは いま 一仕事を終え お気に入りの椅子で大好きな鴎外を読んでいます

幸せすぎて ほんとうに 涙が出そう


冷たい雨の中 仕事にむかったり 大変な雑用に時間を使わざるを得ない方々  すみません



雨の日の軒先は とてもにぎやか

いま 大きな声で威張ったのは ムクドリか ツグミですよ

きっと


                             




                                    


      

 

    

      

 
   




ぎりぎり の ところ

2008-04-05 | ■ サマザマな おはなし

 


 

 

 

 

 

 

味でも 音色でも 演技でも 情愛でも 演奏でも

ぎりぎり という感覚がありますね



たとえば ジャズの世界



好きなトランペットプレイヤーに クリフォード ブラウンという方がいます


天才といわれながら 25歳でこの世を去ってしまったのですが



その演奏スタイルは 饒舌と ほどのよさの ぎりぎり

音の多さと スピードは 心地よいか うるさいかの ぎりぎり

そのためか 大好き派 か ほとんど聞かない派に 二分されそうな



ジャズファン界で支持者の多いことで知られるコルトレーンも

超個性的フレーズの多さのためか

熱狂派 と 冷ややか派の際立った対立があるようなところが



落語界でも 小さん師匠の人間国宝問題は 大いに評価が分かれているはず と 

わたしは勝手に理解してます

八代目可楽師匠の評価なんぞも とても微妙で(聞かない方はまったく聞かないような)

でも 熱狂派になると その程度は半端でなく

とてつもない信奉家連がひかえてます



映画も 説明がうるさすぎて 駄作もいいところだなんて思う作品が

いわゆる 批評家先生方に絶賛されたり


わけがわからんような


結局 つまるところは 好みの感覚の映像なのか その反対のものなのか  

ぎりぎりの世界

ということでしょうか
 
そうとしかいいようがない

というところがこの世には多いみたいで



好き嫌い

 
なんとも 不思議な 不気味な基準ですね

ちなみに わたしは

コルトレーンも 八代目可楽師匠も 大の好き派です


少し哀愁があって いい意味で頑固そうで 媚びなくて

ちょっとだけ不良ぽさがあるような


でも 基本的に どうしてもマジメから逃れることができないような・・・

みたいに見えるんです(ほんとうのところは ぜんぜん わかりません)

わたしが 勝手に思ってみてるだけです



そうなんです 結局 好き嫌いなんです   たぶん

それも  ぎりぎりの ほんのちょっとの差の世界かも

そのホンのちょっとのその差が 大好きの素になったり

大嫌いの味付けに変わったり 

勝手なもんだなと われながら ため息がでます



でも くどいけど 好き嫌いってエもんが どうにも 

あるんですよね


   超   ふ・し・ぎ



                
                      
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雑踏の中で

2008-04-04 | ■ サマザマな おはなし

 


 

 

 

 

所用で東京駅を通過した



新入社員らしい一群とたびたび遭遇し


自分のときと比較し いろいろな思いにとらわれた




昭和40年代 総じて高度成長時代にやんわりくるまれた


ある意味 気楽な門出だった頃の 東京にいた自分


それに比して 今の若年層
 


追いかけられながら勉強しなければならない知識はワンサカ


とくにITの進歩の けたたましさ




数字を突きつけられた形での結果責任を若い頃から負わされ



大多数の者は それほど多いとはいえなくしかも不安定な給与体系に脅かされ


わけのわからぬ金利差益追求集団が操る 空虚な経済ギャンブルのために一喜一憂し


1000日の企業努力も 一夜にして藻屑と消えるような


何が本当の原因なのか 誰も解明できないような倒産



進歩しているのかしてないのかまるで解らない経済機構のるつぼのなかで

おどらされ・・・・






心から 今の若年層・中堅層に同情することがあります


たしかに 泣き言を吐いてはいられない時代なのでしょう




問題は その苦しさをごまかす?矛先を より弱いものに向けているのでは 

という面があるのでは・・・ということ


そのことが とても悲しいのです




幼い存在に対する 到底理解できない仕打ち


抵抗できないものに対する 無慈悲 自己中心的 悪魔も怯えるようなストレス解消


特に 若年層・中堅層による やりきれないニュースの 途切れることの無い連鎖生産





タンポポの花色のような話題で紙面が埋まるような日が


どうかどうか この新しい春には続きますように




20歳の頃 春の東京日本橋室町界隈を迷っていたわが身を思い出しながら


ブログを どうにか書き終えました



                
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