おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

トラブル

2014-10-21 | マンション〔トラブル〕


先日来 数個の定例的な会合があり そのなかの話題に上ったのが なぜか 共通して
《 組織内の運営に関するトラブルの頻度が 明らかに増えてきている 》 との報告・感想の類


立場上 何個かの組織の運営にも直接参加するのですが 私自身も同様の感慨を抱いていたところなので おおいに というか なんとなくと言うべきか 少々迷いますが 納得できたことでした

諸々 思い当たる原因というか 背景とでもいうか 思い巡らした結論は 某組織の多くを担当している年代層が 
いわゆる 
定年組団塊の世代 
という事実
このあたりに なにかありそうという? 感じ ?!?

私自身も この 団塊の世代 であるのですが・・


《・・この度 勤め上げまして 自由時間満載の身になりました
この組織の運営のあり方に おおいに関心があるのです
皆のため 全力を挙げ 改善に尽くしていきたい
なんとなく 最近 今後の人生の目標ができた感じで まことに
充実感がある
今までの サラリーマン生活で培われた知識などを大いに活用しつつ 役員を 全うしたい
なんなら 一年と言わず あらたに担当部会を増やしていただいてそこに籍を置きたいものだ
とにもかくにも 発言の場を確保できるようにならないものか
任期を倍にしては それと 役員は立候補制にしてはいかがか

組織充実・改革のことは 経歴を見ていただければ解ると思うが・・・任せていただけるなら 継続的に任期を更新続けても結構です・・役員の成り手も少ないようだし どうでしょう・・》



組織のために いろいろ尽くしたい という思いは尊重に値する事かもしれないし おおよその方は 有り難いと 思うかもしれない??が 一方的に 自分の過去の押し売り状態での組織運営に参加では なにかと イザコザ発生
そういった御仁が 数名 その組織内に重なると なかなか面倒なことになり お互いの コキオロシ と 自慢合戦となり 収拾がつかないほどの主張の嵐が吹き荒れ 不協和音が増幅し続けないともかぎらず・・・


定年後の 特に それなりのいわゆる社会的地位にあった方などは なかなか 肩書きから逃れることが困難で(特に どちらかというと男性に多い かな?)
各人の献立メニューの独特さなどで 運営主張などが交錯してしまい
その組織の基本的な運営上の約束事・法規類までおかまいなしに突っ走るようなことなると
収拾に 一苦労も 二苦労も
ついには 執行部内 大分裂
三会派の乱れに乱れた 誹謗中傷合戦に 突入
無関心層 ともいえる大多数は さらに 運営に ノータッチ


現実に このような組織の回復に すこしばかり携わったこと等ありましたが 中途半端な知識を振り回しての舵取りには ホトホト困り それを止めるようにとの説得にも 多大なるエネルギーを費やさざるを得なかったのでした
こういった方は 〇〇法 なにするもの 何十年にもわたって組織重鎮の立場でやってきた手法に おおよそ従えば間違いなし
とのことで 突っ走る傾向有り
皆が役員就任を敬遠している状況のままこういう方が理事長さんにでも就くと
プライド満載の 激走トラック暴走 というか 思いがけない多重トラブルに増殖して なんてことにも・・・

“ なんとも 煩わしい団塊の世代の定年後 ネ 
  有名大学卒・官僚出身だかなんだかしらないけど
  メンツ大事のプライドごてごて飾り
  中途半端な自己流学識教養人層が多くて
  ヤリズライ 
  
  定年後の暇つぶし感覚で運営されるんじゃ 
  この組織の先も 見えてしまいそうネ
  ああいう人が数人も組織運営に関わっているんだもの
  トラブルが増えるのも 当然 ”
なんぞと 陰口向けられないように 己を律して
であります



この記事の最初の部分
《 組織内の運営に関するトラブルの頻度が 明らかに増えてきている 》  との報告・感想の類
の 主たる原因が こうしたことによるのかどうかは それぞれの感覚で判断することでしょうから
もちろんのこと ここに記載のことは 私個人の まったくの推論にすぎませんけれど・・・


素敵な団塊の世代の方だって もちろん タクサン おられるのですが・・・









ここで
本題?からは 少々横道に入りますが
本来 資格業は国民の利便のためのものなのだろうから ワンストップサービスを可能にするような資格試験(法・建築・税・登記・不動産・会計等を一般的にはこなせる程度の新制度試験)を 検討すべきではないかと考えています
以前にも記しましたが
“ 〇〇はこちらへ △△はあちらへ ◆◆はむこうへ □□のことは また別の資格の方にご依頼を願います ”という不便さ
このあたりは改善の余地が 大いにあると思うのですが
一般的な実務案件すべてが 専門的知識を深く要求されるもの
というわけではないのですから



おおよそ いざというときに運営責任を追求されかねない立場の者は
税のこと 建物保全のこと 全体的な法規類のこと 一般的な組織運営上の常道ともいうようなこと 等々
それなりの知識が必要となるし 
単なる愛好会もどきの役員ではいられないのだとしたら 組織のスタッフにほぼ必須とされる範囲を網羅する分野カバーの 資格試験制度も必要だと思うのです

なかなか ちょうどいい按排の力を持った方は いるようでおらず 建築のことは まずまずだが 基本的な法的思考は ほとんどダメ の方  税のことはお任せだが これもまた 法的思考は苦手というか “・・そのあたりのことは マアマア の線で進めてしまっていいのでは・・そんなに窮屈に拘らずとも・・・” と 肝心なところで法にこだわりが無さすぎる方であったり・・・必要条件を満たす人は 現実にはナカナカ

先日も 某集会で
『区分所有法も知らない弁護士さんもワンサカ
建築設備・不動産法規なんぞ チンプンカンプンの税理士さんでは話にならないし 建築士さんて ほとんど民法関係は無理なんでしょうか?』 の類の ことが話題になっていたりしました
もちろん ■■のことなら行政書士・マンション管理士がベストなんぞとは けっして言えませんが
実務の内容次第では 都合の好い資格の組み合わせはあるようで なかなか 難しいことがありそうです

とにかく 建築のことも 設備のことも 税のことも 人間に必須のマナーのことも 基本的なリーガルマインドも なんとか増やしていきたいものだと 日頃 意識はしているつもりですが・・・
これが なかなか・・・手ごわくはありますが

というわけで
私自身は 組織運営に基本必要とされる 諸々の知識を 最低限 必須として 身に着けるべく 努めているつもりではあるのですが・・・実態は いかがなものか・・・?自身を できる限り定期点検せねば と思っています

ここぞというときには 厳しい判断を自己自身に加え 出処進退を決めなければいけません



いろいろ言ってしまいました

ゴメンナサイ





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