おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

寒々としてしまうのだが・・・

2015-08-07 | ◆ マンション管理業務  《 全般 》

 

 

猛暑日が 当地も 続いています

夏は大好きなのですが・・ それでも チョッピリ? 

『 いつまでつづくのかな この猛烈さ 手ごわすぎるな 』

と つい弱気に??

でも ヤッパリ 私にとっては 大好き サマーです

明日は 真夏の故郷の山の近くに 墓参の予定

 

 

話し変わって 本日も マンション管理に関するお話あり

管理運営に関わるとか否かとかという段階のことではなく

辿り口付近の立ち話みたいなレベル

だが 

少々 寒々しい思いをせずにはいられなかった

 

《・・・おかげさまで 管理費削減のため 自主管理を貫いています

さほど 心配なことはなく・・・素人集団でもナントカナルモノ ですね

プロといわれる方々と知識量も管理運営の力量も 差異は 無いので

はと 時々 理事会の場での話題になることもあったり

アッ 失礼 先生も マンション管理士でした ネ 》

 

 

一専有部分が仮に2千万円だとして 50戸の集合体のマンションの価値は

ザッと10億円 この数字は 単価×戸数 の各々のあり方で さらにビックリする

ような総資産に アッサリとなる

私が関与している 一例を挙げると おおよそ60億円

こういった具合の財の管理を いわゆる素人さんがなさっている

管理会社さんが関わっていても 実態は 言うべきことを言ってないケースが

けっこう多い(あまりウルサク理事会などで不当・違法を指摘すると 契約を更新して

もらえない とかの思惑なんぞが悪戯をしたり???して・・・)

 

“ あまりやりたがる人がいないので 私がスタート時

から 頼まれて やっているんですよ

皆 感謝していると思いますよ

理事長として もう 7年近く 

誰も異議をとなえないし

特別 不都合はないんだから いいんじゃないの

妥当性だとか適法性 だとか そんなこと イチイチ

かまっていられないもの・・・ ”

 

ほんとうのところ 住人さんは 感謝しているのだろうか

不安感はもっていないのだろうか?

今さら なにも言い出せない状態なのではないのだろうか

当人さんにしたって もしかすると 管理運営責任を法的に追及され得る

ことだってあることを ご存知のうえでのことなのだろうか・・・

仮に 無償の善意からのことであったとしても・・・

・・・いつまでも 今のままのメンバーが住人さんとして固定されているわけで

なく いつ何時 徹底的にマンションの価値を上げること至上主義

というような超個性的で憐憫の情なんぞほぼ持ち合わせ無しの方登場 

なんてことなんぞあり得ない とも限らないのに・・・

 

「 なにしろ 当人は “ このマンションの 頼れる理事長さん で ヒーロー

なのだ ” だと思っているフシ? があるし・・・今さら 毎日顔を合わせる住人

同士 閉じ込められた空間でナンダカンダと嵐なんぞ吹かせたくないし・・ 」

 

 

今までに何度か記してきたことですが 国のマンション関連政策には

諸々の疑問があります

記したように 数十億円の管理運営を 私的財産管理における私的自由の尊重・私的

財産自由処分主義

つまり私的自治に介入不要・介入不能?

とはいえ 対象財価値の膨大さからしても

現状のままでいいのか??

もっとも 管理適正化法などで 専門家活用方針のアピールはしているだろうが 

どこまでマンション住人に周知されているのか

いずれ そのとき が襲来したときの行政の慌て様が 一関与者としては とても

気になっている昨今です

 

管理不全 築40年超マンションの 大挙襲来

なんてことが コトサラニ?現実化しませんように・・・祈るばかりです 

個人的には アチラコチラでお仕事をさせていただくたびに 少々??

寒々としてしまう のです ( この猛烈な夏の日々においてさえ なおもって・・・) 

 

 

とにもかくにも 自己力のアップのため 日々鍛錬あるのみ かもしれない

ということで

グダグダ グズグズ と 強敵たる案件への考えがまとまらない己を叱咤激励

しながら この記事を載せさせていただきました

 

皆さま 熱風何するものぞ の 心で

がんばりましょう ( 過ぎるほどのガンバリは 逆効果かも? しれませんけどネ)

お体大切に

                                   

  

                          

 

   

                                         

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