暑さきびしい折 いかがお暮しですか
お盆の行事で 特に忙しいのは どの家でも 女性連
でしょうか ?
人の集まりで 多少なりとも 飲み食いの場を設けなければならないときの女性のタイヘンさ
少しは理解していたつもりですが 思えば思うほど 男というものはそのあたりを知ってか知らずか・・・
と 自分も 反省を込めながら 女性陣(それと 不思議とどの集合体にも おおよそいてくれる? まめに動いてくれる心優しい男性陣)に
感謝 さらに感謝
ということで お盆をすごしていますが
お仕事もオヤスミ というわけにもいかない事情もあり・・
マンションにおいて およそ20年周期の大修繕は それこそ 管理組合(法により強制組織されているところの マンションにお住みの方たちで作られている団体)にとっての 最高級 ビッグ行事
そこに 工事実施において 理事会の諮問に答申する機関として活躍しながら 大規模修繕の円滑適正な執行を支える大切な組織として 専門委員会 と呼ばれるものが設けられる場合が多いのです
この時の まずは 大きなポイントが 人選
誰に この役目を担っていただくか
選出を どのような手法でするか
(なにしろ 場合によっては5億以上ものお金も関係することに
間接的とはいえ 多少なりとも?関与することさえあるのです)
考えられるのが
☆ 理事会での人選
☆ 公募(すなわち自薦)方式
☆ 組合員からの推薦(最少推薦人数を設定すること多し)を絡める方式
等々
で 候補者を定め
最終的に 理事長が理事会の決議を得て選任する
等
ここで 一番ヤッカイなのが? 公募方式 であろうか
なにしろ 自薦 自分を推すのです
なので とてつもなく個性的な方が登場
ということさえあり いったん公募(自薦式)で可 ということを表明してしまうと 仮に理事会の網が設けてあったとしても その扱いが難しい
なにしろ 日常を共にする住民さんへ お断りの辞 を伝えなければならないこともあり得るので(物事には 理由付け というものがあり ナントナク ヤミクモに 断らせていただく というわけにもいかない)
このあたりのことは もちろんマンション運営に限ったことではなく 広くは 一国の政治の場でも
あるいは大小諸々の公的・私的集合体であり得ること
某組織において 準公的な集まりの中間単位の場面でこのようなことがあり 選出場面でおおよその顔ぶれが固まりつつあり でも 面々がやや渋っていたか 互いに遠慮していたか というときに “私やります” の金言? で 一発決定の扱い
決定規準が曖昧だったこともあり・・ある御仁が重要役員に決定
さて その後の事は 想像に任せますが・・・
ハッキリ言って それなりにこなせていただける方だと問題なし
なのですが これが あちらこちらで 特に対外的場面でいかがなものかという行動をとられてしまったような場合の善後策が
タイヘンダー ということに・・・
まことに 組織における人選 とうものは一つ誤ると 魑魅魍魎の魔界に ということさえ
“・・・あと 3年・・ どうやっていけばいいのやら・・・・・”
というような嘆き節
ということで マンション顧問の立場では 参考意見を求められると “・・できれば 公募方式は より慎重に・・最後のあり方として残しておくべきか あるいは 採用しないのが得策かと・・”
という答えになってしまうこと多し
もっとも 断言的に言えない
というのは それぞれのマンションさんの 個性というものがあるから
(私の仕事は 法的な 顧問 なのですが なにもかも一刀両断といかないこと多しが 法の世界
情 と 義 と 理 の尺度があるとして こんがらかった場面でけっこう力を出しそうなのが 情 だったりしますネ)
さて 家のこともあるし
通常の仕事もあるが お盆なので ご先祖さんとすこしはオヤスミをとらないと・・
ということで 昨日は 貴重な合間をいただいて
≪誰がために鐘は鳴る≫
FOR WHOM THE BELL TOLLS
1943年/アメリカ
ゲイリー・クーパー イングリッド・バーグマン ら
を観させていただいた (特に母は 洋画が大好きだった)
イングリッド・バーグマンを観た途端 グッときてしまって 涙
(理由は自身にも よくわからない)
途中 何度も 涙
ラストシーンあたりは ぐっしょり涙
まいったなー
スペイン戦争の内実は いまだに よくわからない
フランコがクーデターで 独裁軍事政権を・・・その他もろもろ
もろもろ もろもろ
などなどあるが そのずっと前 その後の事
あの時代 あの争いの あの世界情勢の なんとも 複雑怪奇すぎること
ただ言えることは 太平洋戦争中の映画
でありながら
複雑な思想界を背景にしながらも あの内容のものの制作を許容する国家の幅 のようなものは感じ あの当時 どこかの国とはあきらかに いろんなものの大きさも厚さも違いすぎていたな
ということは わかるような気がした
さて 本日は もし 合間ができたら
≪怒りの葡萄≫ ジョン・フォード監督(1940年) 観賞 だー
【 お盆中の記事でしたが 誤字があったり(まだあるかもしれませんが)
訂正しました
そのため 本日初出のごとく になりました ゴメンナサイ 】