おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

ある思い

2013-03-11 | ■ 業 務 エ ッ セ イ


単なる議論好きというふうでもなく キリッとした理論を持ち
単なる思いつきでない 整合された知識をお持ちのその仲間を
敬意をもって眺めていた あの頃

遠い昔の 勉強仲間のことであるが・・・

そうした方でも なかなか目指す資格に手が届かず いつしか
熱意も冷めたように だんだんと 会う機会が少なくなり・・・
以前のようには 整然とした考えの筋道を披露してくれることも
めっきり乏しくなってゆき・・・

どうして そうなってしまったのかなー
どうして そうなふうになってしまうものなのかなー





長いこと わたしのような街の法律家などという仕事を続けていると 理論的にどうにも不具合を感じることにも
まあ いいか 式で 一件落着 という場面も多く経験することになり いつか 
≪・・・先生 そんな堅いこと言っていないでヨ
とにかく 窓口で そうしてくれっていうんだから 
実務ってものは “そういうことでいいんだ” というぐあいのところでほどほどに自分をまとめていかないと 疲れるだけでしょ
骨折り損のくたびれ儲け という言葉 知ってるでしょ
そんな細かいことを いつまでも
飽きないの かなー ? 
厭きないの かなー ・・・≫



調べても 調べても 読んでも 読んでも 自分の考えがまとまりきらず それでも 労働で疲れた頭を持ち寄っての週末の会合がうれしくて
各々の理論をぶつけ合っていた 若き日の学習仲間を思い
なんとも 懐かしい気が 最近とみに思われ・・・
それとともに もしかすると 考えることに飽いていく ということだったかもしれない あのなんとも形容しがたい学習からのサヨナラとも言えそうなラストシーンあたりは・・・ 
彼は今 どうしているのかなー
遠い昔の ある学習の友 とのことを思い なんともいえない淋しさが・・

考えるということに飽いていく ということの悲しさみたいなもの・・
   飽きる(厭きる) ・・ いつか そうなってしまうのかなー
自分自身は 考えることに厭きるなんて
そんなこと 淋しすぎる・・・

と なんとも ヒッソリとしたブログになってしまっている
今朝(只今 4時頃)の初春 であります

その頃の仲間とは いまも お付き合いがあったりしてるのですが(北海道時代の学習仲間が隣町に住んでいたりしています)
どうしているかなー と 今も気になる 仲間もいます




さて 花粉症になんぞまけていられない

今月は 特に 中旬がスケジュール 混みこみ です

それにしても 旧民法時代の公益法人システムは
役員選任の場面でも 登記の扱いでも 独特な世界?だったようで・・・理論的に整合しないと思われることが散見され?
まさしく 実務の世界 だったような
そんなふうに思われる
例えば
社団法人の理事の選任方法のひとつ
[定款の定めに基づく社員総会の委任により理事長(会長)が
任命]

なんていうのはナントカ整合できても
財団法人の理事選任のほうでは
[理事長または知事が任命し、理事は知事の承認を得て理事会が任命]
なんていうのは ナントカ 整合できそうな できそうもないような?(当時の団体組織法理論からしても もちろんのことだけど現行法からいくとネ)
就任承諾書の印鑑についての印鑑証明書不要(理事は代表権持ちだったけど)

法上は 代表理事という制度はなかったけど 実務上は据えていた? という形かな
あれだけの条文(50条くらいかな?)しかなかったのだから(現行は中心法だけでも300条以上)
実務も大変だったことでしょうネ・・・

またまた マニアックな話題で ごめんなさい