A氏は とあるマンションに住んでいる
彼はリベラリストだと自身思っている
常に自由でありたい
そうして
他の者の自由も尊重する
自由を標榜する者にとって そのことは自明の理だ
自己の自由だけを大事にすればそれでOKでは リベラリスト ではない
単なる 自己中心主義者 individualist であるにすぎない
自己中心的な行動は リベラリストとしての自己の価値に傷をつけることになる
“ どうやら上の階の住人 改装工事をしているらしい
上の階のことだから なんら通知が来なかったのか?
せっかくの平日の休日 ゆっくり過ごそうとしていたが この様子では
ほぼ一日 工事音の虜にされそうだ
まあ リベラリストとしては 他人の自由も 尊重しなければならない
改装の自由も 立派な自由だ 建築時期からして 修理時期にあるということは
あまり考えにくいので 好みの改装か・・?
ン どうやら 隣の左隣 でも 改装 工事 ?
そうか 通知はきていたような 忙しかったから詳しくは読まなかったが
そうなのか 今日からだったのか ケッコウ振動も音もすごいものだな
改装 好みの住環境追及の改装
そうか 当初は同じ間取りで それが気に入って というか一種の安心感があったりしたので・・・ それにしても どんな具合の改装
まさか ワンフロアーなんぞには・・ それでなくとも 気になる音が多いのに
けれど リベラリストとしては 他者の自由も 尊重 尊重
されど ・・・・”
何度も自問自答を繰り返すが リベラリストの資質として
他者に 自分の人生や価値観をいじられたくない
ということが基本にあるのだ
ということは 他者の人生や価値観をいじってはいけない のだ
リベラリストは 自己の宝だけを宝とするだけではなく
他者が宝と思うところを 宝として尊重してやる
その心こそが リベラリストか否かのリトマス試験紙なのだ
しかし この イライラ感 面白くない感 期待裏切られ感
は なんなのだ
このマンションの住人は おおよそ 改修を目指しているのか
あっちでも こっちでも
なんなのだ このレース的状況は
競い合う とでもいえそうな 改修ブーム
修繕じゃない 改修ブーム
いや リベラリストとしての自分は 個々の価値観に動揺を覚えすぎることなく他者のリバティーを尊重 尊重
それこそ リベラリスト なのだ
己の尊重 それとともに 他者の尊重
己への尊重 それとともに他者への尊重
己の自由 他者の自由
・・・・・
なんなのだ この頃 朝晩 カーテンを開け閉めするとき感じる
息苦しさは
・・・・・・ ”
“自己の 自己の為の 自己による 自由を求めて
マンション生活を始めたのだが
そもそも・・・マンションというスタイルでの日々とは・・・・
あれほど 悩んで 覚悟して 決めたことだけども
マンションは日夜変化している
まさか これほどまで 棟内の状況が変わるとは・・・
いくら 自分のものといっても
ここまで 棟内でいじくりが 起こるとは・・・ ”
今週も 人生いろいろ という舞台の上や 桟敷での 立ち回り?
となりそうですが
仕事 仕事
皆様 お元気で
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