おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

日記もの

2010-07-03 | ▽ タワイモナイようなお話も あるけれど

突然 フッと
【にあんちゃん】
を読みたくなり 少しの間楽しみました

十歳の少女の日記
昭和28年頃からのことが記されたもの

昭和59年発行の文庫ものを持っています


手元にある 日記もの
日記風の随筆ものもありますが
純粋な?日記もの

暗黒日記  清沢 洌さん
遊覧日記  武田百合子さん
富士日記  武田百合子さん
ローマ字日記  石川啄木
山頭火 日記  種田山頭火
漱石日記     夏目漱石
など

その時代を想像しながら読ませてもらい
なんとも言えない リアリズムに打たれます
真実あるいは虚像 そのどちらでもカマワナイヤ
とでもいうような リアリズム

とにかく この世に生きていた方々の思いの塊ですから
興味深いのは 当然でしょうか

でも 来週後半までは 読むのはオアズケ
するべきことをせねばなりません

にあんちゃん

戦後のおおいなる転換期の 九州の炭坑の村で暮らした少女の思いが
なんともいえない抒情で綴られます

大好き

わたしも 福島県の 炭坑のある村で育ちました