おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

あと何度

2008-11-11 | ■ サマザマな おはなし


新藤兼人監督
96歳になられた今も 映画と関わり
最近も新作公開

直ぐに脳裏に浮かぶのは
私の場合は  裸の島


名作だと思います

波と小船と空と段々畑と水汲み桶と 子供たちと
そして夫婦の生き様
セリフは無くとも饒舌に 生きるという意味を語ってくれた
ように チッポケな自分には思われました
今から 約50年前に公開されたのでした


96歳は私には 無理・・・


あと何年 この地上の出来事を体験できるか
という基準で考えたとき
私はいつも  あと何回 
夏を過ごせるかなー
と 思ってしまう

特に大好きなんです 夏が

人によっては 
あと何回桜の散る夕暮れを体験できるか
あと何回早朝のスキーを楽しめるか
あと何回奈良の秋を巡れるか
というように思いなされるかもしれませんが
私はいつも決まって 夏のシーン

故郷のバス停から振り仰ぎ いとしい山並みを
望んでいる様

それと 燦々と降り注がれる陽光にただよう
草いきれあふれる故郷の山の小路

何時だって 同じ構図 そして 薫りの記憶
コレを何回体験できそうかなー
と ボンヤリ ウットリ 思ってしまうのが常

冬も 春も 秋も 好きだけど
夏が大好き

あと何度 あの 夏の小路の草いきれを嗅ぐことができる
かな・・・
故郷の山に緑いっぱいの
夏・・・・

大好き

おっと

ウットリしすぎないで 
条文を確認しなきゃ

今は まだ仕事の時間

             

 


      

 

    

      

 
   


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