おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

変化

2008-08-24 | ■ サマザマな おはなし

昭和23年1月1日から現行の親族・相続法が施行

それまでの 家・戸主・家督相続等の制度を廃止しました

相続関連の案件では そうとう古い時代からの
戸籍類を揃える必要もあり得 
分家 
など 聞きなれない言葉で 面食らうことしきりでした


戸主が [家] としての組織全体に目を利かせ
統率していく機構
その[家]を 国家は更に統率

この方式だと価値基準は絶対数自体が少なめで 
それほど入り組まないことに
(外面上はですが 内面では 旧法下の人々にも大いなる
葛藤があったはず
悠久の大儀のためならアッサリと決心できたでしょうか
さまざまな場面で
そうとは 思えません)


現代は ある意味 個々人が 個々人の統率規範を持ち
その持ち方自体には 強制的な優劣順位はないのが
建前ですから
多くの場面で 価値基準間のいざこざの起こりうる確率が
高くなるのは
当然といえば当然か?

まさしく 基準設定自体は 自由ですから

ところで この基準自体がまったくといっていいほど
相反すると 手が付けられない混乱状態に




相続問題のこじれる要因は
この思想基準の 離反

子供の頃は あんなに仲良くママゴト遊びで はしゃぎあって
父母との夕暮れをホンノリと迎えた

おそろいのおかっぱ髪の姉妹が・・・・・



つまるところは 自分の基準をよく見つめ
相手の基準にも身を仮に置いてみて・・・



自由 こそ [個]の基盤
ならば 相手の基盤たる自由も
一応は 見つめてやってくれないかなー

ときどき 空を仰ぎます
(あー 
この案件はコジレソウダナーとの予感が
あたりそうな
夕暮れ時に)




どうして こうも 人というものは

変わるものなんだろう と


でも 相変わらず 
いつだってホンノリさせてくれる兄弟だって
愚図の友だって


いてくれることも・・・・
モチロン あるんだぞー