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千葉県の陸自木更津駐屯地のオスプレイ「飛行計画」の「事前説明」なし

2019年03月06日 | 国際・政治

千葉県木更津市の陸上自衛隊木更津駐屯地で定期整備するとした米軍普天間基地の輸送機オスプレイが、防衛省と交わされた「事前に飛行計画を提出」とした「覚書」が反故にされ、「事前説明」なく試験飛行が行われていたことが判明しました。以下、2019年3月2日配信「毎日新聞」より記事を転載させていただき紹介することにします。(サイト管理者)
 

※以下、転載はじめ↓
 

<オスプレイ4回の試験飛行終了 木更津市「計画説明なかった」>

千葉県木更津市の陸上自衛隊木更津駐屯地で定期整備した米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の輸送機オスプレイは(3月)1日、4回の試験飛行を完了した。
 
毎日新聞が入手した防衛省と米軍の間で交わしたとされる「覚書」には「(米軍は試験飛行の)飛行計画を提出する」と書かれているが、木更津市によると同省から市には計画についての説明はないという。
 
市によると、試験飛行したオスプレイは同駐屯地で初めて、受注したSUBARU(スバル)が2017年2月から2年以上かけて整備。先月26日~今月1日、同駐屯地を発着して東京湾南部と相模湾の上空で計4回延べ約5時間半、初めて試験飛行した。近く普天間飛行場に帰投する。
 
入手した「覚書」には、防衛装備庁と在日米軍司令部が2017年1月19日に交わしたと記載されている。試験飛行の際は「(米軍は)飛行計画を提出し、木更津駐屯地の運用規則と整合性を取り、定められた通常の飛行手続きを順守する」と書かれている。
 
また、同庁は整備前の2015年11月に同駐屯地におけるオスプレイの定期整備に関する説明書を公開しており、工期は3~4カ月程度で整備後に試験飛行を実施するなどとして「具体的内容は地元自治体に丁寧な説明を行う」と記されている。
 
地元の市民団体「オスプレイ来るないらない住民の会」によると、「覚書」の通りに試験飛行を実施するなら、米軍は同駐屯地の飛行場運用規則に従って飛行計画書を駐屯地の管制官に提出し、同駐屯地から防衛省と国土交通省に報告する必要があるという。
 
防衛省から市への説明については、開会中の市議会で、同市幹部が「試験飛行に関する(具体的な)説明はなかった」と答弁している。住民の会の野中晃事務局長は「防衛省から地元への十分な説明がなく、課題を残した」と話した。
 

【出典】2019年3月2日配信「毎日新聞」

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