■「核禁条約参加よびかけ」決議、賛成多数で可決
米ニューヨークの国連本部で開催されている国連総会第1委員会(軍縮・国際安全保障問題)は10月27日、核兵器を違法とした核兵器禁止条約の発効と第1回締約国会議の開催を歓迎し、未参加の国々に対し、署名・批准を呼び掛ける決議案を圧倒的多数の賛成で採択しました。
■核保有9ヵ国、NATO諸国、日本は「反対」
決議は、オーストリアやブラジルなどが共同で提案。採決は、賛成124、反対43、棄権14でした。核保有9ヵ国(※1)はそろって反対し、北大西洋条約機構(NATO)諸国なども反対したほか、我が日本政府も今年も反対に回りました。
■未参加国のオブザーバー参加を歓迎
決議は、核禁条約の第1回締約国会議が昨年ウィーンで開催され、宣言と行動計画を採択し、条約の具体化が始まっていることを歓迎。ウィーンの会議には条約未参加の国もオブザーバーとして参加していることも歓迎しました。
さらに今年11月にニューヨークで第2回締約国会議を開くことを確認。条約未参加の国々に対して、出来るだけ早く署名・批准を実施するよう求めました。
■日本政府提案の核保有国の廃絶義務を明確にしない決議案も採択
一方、日本政府が毎年提出している「核兵器関連決議案」は、賛成145、反対7、棄権29で採択されましたが、核保有国の廃絶義務を明確にしていません。核禁条約についても、採択されていることを「認識」し、その発効と第1回締約国会議の開催を「留意する」と述べるだけ。核保有国に「核兵器の全面廃絶を待つ間は、核兵器が二度と使われないようにあらゆる努力を行うこと、煽動的な言辞を慎むことを求める」と述べるにとどめています。
この日本政府提案の決議案に、エジプトからは「核保有国の法的義務を撤回するような文言は支持できない。昨年に続いて今年の決議案はさらに複雑さを持ち込んでいる」とぴしゃりと批判される始末でした。
また、南アフリカからも「著しく、また意図的に核保有国の義務をあいまいにし、核廃絶にますます条件を付けている」「過去のNPT再検討会議での合意をバランスを欠いて不正確に引用している」「核兵器の保有をより許容できるようにしようとする内容だ」と指摘され、見透かされた格好です。
日本政府提案の決議案には、核保有9ヵ国(※1)の中でも、アメリカ、イギリスが賛成、ロシア、北朝鮮が反対、フランス、インド、パキスタン、イスラエルが棄権しました。
米ニューヨークの国連本部で開催されている国連総会第1委員会(軍縮・国際安全保障問題)は10月27日、核兵器を違法とした核兵器禁止条約の発効と第1回締約国会議の開催を歓迎し、未参加の国々に対し、署名・批准を呼び掛ける決議案を圧倒的多数の賛成で採択しました。
■核保有9ヵ国、NATO諸国、日本は「反対」
決議は、オーストリアやブラジルなどが共同で提案。採決は、賛成124、反対43、棄権14でした。核保有9ヵ国(※1)はそろって反対し、北大西洋条約機構(NATO)諸国なども反対したほか、我が日本政府も今年も反対に回りました。
■未参加国のオブザーバー参加を歓迎
決議は、核禁条約の第1回締約国会議が昨年ウィーンで開催され、宣言と行動計画を採択し、条約の具体化が始まっていることを歓迎。ウィーンの会議には条約未参加の国もオブザーバーとして参加していることも歓迎しました。
さらに今年11月にニューヨークで第2回締約国会議を開くことを確認。条約未参加の国々に対して、出来るだけ早く署名・批准を実施するよう求めました。
■日本政府提案の核保有国の廃絶義務を明確にしない決議案も採択
一方、日本政府が毎年提出している「核兵器関連決議案」は、賛成145、反対7、棄権29で採択されましたが、核保有国の廃絶義務を明確にしていません。核禁条約についても、採択されていることを「認識」し、その発効と第1回締約国会議の開催を「留意する」と述べるだけ。核保有国に「核兵器の全面廃絶を待つ間は、核兵器が二度と使われないようにあらゆる努力を行うこと、煽動的な言辞を慎むことを求める」と述べるにとどめています。
この日本政府提案の決議案に、エジプトからは「核保有国の法的義務を撤回するような文言は支持できない。昨年に続いて今年の決議案はさらに複雑さを持ち込んでいる」とぴしゃりと批判される始末でした。
また、南アフリカからも「著しく、また意図的に核保有国の義務をあいまいにし、核廃絶にますます条件を付けている」「過去のNPT再検討会議での合意をバランスを欠いて不正確に引用している」「核兵器の保有をより許容できるようにしようとする内容だ」と指摘され、見透かされた格好です。
日本政府提案の決議案には、核保有9ヵ国(※1)の中でも、アメリカ、イギリスが賛成、ロシア、北朝鮮が反対、フランス、インド、パキスタン、イスラエルが棄権しました。
(※1)核保有9ヵ国
●NPT核保有国:アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国
●NPT非批准の核保有国:インド、パキスタン、北朝鮮
●事実上の核保有国:イスラエル
【出典参考】2023年10月29日付け「しんぶん赤旗」
※平和、いのち、くらしを壊す 大軍拡・大増税に反対しよう!
■署名用紙は下記「憲法共同センター」ホームページから
https://www.kyodo-center.jp/wp-content/uploads/2023/01/20230123shomei.pdf
※ #統一教会の宗教法人解散を求めます
■署名活動はオンライン署名サイト「Chage.org」で行われます。
https://chng.it/YYVtM9Wr8G
※ #ロシアはウクライナ侵略をやめろ!
※新たな「憲法改悪を許さない全国署名」にご協力を。
(9条改憲NO!全国市民アクション)http://kaikenno.com/?p=1826
■これまで取り組んできた「安倍9条改憲反対!改憲発議に反対する全国緊急署名」に変え、新しい情勢に合わせた「憲法改悪を許さない全国署名」に取り組みます。
■ネット署名
https://chng.it/R2YgNbLD
■署名用紙(プリントしてお使いください)
署名用紙はこちら
2021年1月22日、核兵器禁止条約が発効へ!
引き続き署名国・批准国を増やし、実効性ある条約に!
♯日本政府は核兵器禁止条約に背をむけるな
♯米国など核保有国は核兵器禁止条約に参加、署名・批准を
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*「とだ九条の会」ホームページは2014年11月24日、上記アドレスに引越しました。
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