トランプ米大統領が、6番目の軍隊として「宇宙軍」を立ち上げる中、「核弾頭を使ってハリケーンを爆破する」構想を持っていることが報道されました。原子力の「平和利用」ということでしょうが、人類を滅ぼす核兵器の存在を合理化しようとする危険なものであることに変わりはありません。この点について2019年08月28日配信「Gigazine net」から記事を転載させていただき、紹介することにします。(サイト管理者)
※以下、転載はじめ↓
<強力な核兵器をハリケーン破壊や運河工事など「平和目的で利用する」という計画>
2019年8月26日、トランプ大統領が2017年に「核弾頭を使ってハリケーンを爆破する」というアイデアを政府高官に提案したと報じられました。ただし、トランプ大統領は後にTwitterでこの記事内容について否定しました。このトランプ大統領のアイデアのように、世界最大の核兵器保有国であるアメリカはかねてから「戦争以外で人類にとって役立つ形で核兵器を利用する方法」を模索していたことを、海外メディアのMotherboardがまとめています。
It's Not Just Hurricanes: America Wanted to Nuke Mines, the Moon and the Panama Canal - VICE
https://www.vice.com/en_us/article/j5ymxb/its-not-just-hurricanes-america-wanted-to-nuke-mines-the-moon-and-the-panama-canal
https://www.vice.com/en_us/article/j5ymxb/its-not-just-hurricanes-america-wanted-to-nuke-mines-the-moon-and-the-panama-canal
「ハリケーンを核兵器で吹き飛ばす」という壮大な計画はトランプ大統領が初めて唱えたものではありません。1956年に気象学者のジャック・リード博士は核兵器でハリケーンを無力化するというアイデアを唱えました。このアイデアは当時まったく見向きもされませんでしたが、リード博士は1959年に核兵器の平和的使用を考える「Project Plowshare」の一部として再度発表しています。
科学系メディアのPopular Scienceは、フロリダ国際大学の教授でアメリカ海洋大気庁ハリケーン研究所の元所長であるヒュー・ウィラビー氏による考察を紹介しています。
それによると、完全に成長したハリケーンは最大で20×1013ワットもの熱エネルギーを放出し、ハリケーンから20分ごとに放出される熱エネルギーはTNT換算で1000万トンの核爆弾に相当するとのこと。なお、1945年8月6日に広島へ投下された原子爆弾「リトルボーイ」はTNT換算でおよそ1万5000トンの威力を持ちます。ハリケーンがあまりにも強大過ぎるため、核爆弾で吹き飛ばす計画は不可能だろうとウィラビー教授は推定しています。
Project Plowshareでは、ハリケーンを吹き飛ばす以外に「鉱山の掘削に核兵器を使えないか」など核兵器の平和利用が多く検討されていました。こうした計画は単なる机上の空論で終わらず、実際に1961年から1973年にかけて、アメリカのニューメキシコ州、ネバダ州、コロラド州で合計27発の核弾頭を用いた実験が行われたとのこと。例えばアメリカ原子力委員会(AEC)による1983年の(PDFファイル)報告書では、「核爆発によって発生した熱を発電のために蒸気に変換する可能性を検討するために、3.1キロトンの核爆弾を塩鉱山で爆発させた」と記されています。
パナマ運河の航行可能量を増大させるため、アメリカはパナマ運河の拡張工事を計画していました。しかし、大規模な土木工事は大量の人材や資材を投入する必要があります。そこで、Project Plowshareに「核兵器を使うことでパナマ運河の工事を効率的に行うことができる」というアイデアが盛り込まれたというわけです。
また、ソビエト連邦との冷戦激化と共に宇宙開発競争が加熱する中で、アメリカは「核兵器のとんでもない使い方」を提案。1958年にアメリカ空軍によって開発された極秘計画「Project A119」では、月に核兵器を撃ち込むという驚くべき構想を描いていました。
この計画の目的は「来たるべき宇宙戦争における核兵器の能力を調査する」というものがありましたが、同時に「月面の地球から見える場所に核兵器を撃ち込んでキノコ雲を作り、ソ連を初めとする敵国への威嚇とするという意味もあったそうです。
しかし、1960年代に入るとアメリカ国内でも核兵器の脅威を認識するようになり、原子力を規制しようという動きが強くなったことで、どの計画も結局は失敗と終わりました。Project Plowshareはどれもあまり良い結果が得られなかっただけでなく、「死の灰」と呼ばれる放射性降下物が発生する問題を解決することができなかったため、次第に縮小化していったそうです。また、Project A119は「ソ連だけではなくアメリカ国民も怖がらせてしまう」ということで、1959年1月にプロジェクトは中止となりました。
Project Plowshareを立ち上げたリード博士は2007年に亡くなるまで「ハリケーンを核兵器で吹き飛ばすのは名案だ」と主張し続けていました。しかし、Motherboardは「これはひどい考えだ」と批判し、「核兵器は政治的に間違っているだけではなく、いずれ人類を滅ぼしてしまうかもしれない危険な愚行であることは科学的に示されています」と述べました。
【出典】2019年08月28日配信「Gigazine net」
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といった惨憺たる虐殺死体と化した
一方、救助に奔走したのは米国のみであった
なお、米国機関で改めて調査を行ったところ、御巣鷹での救助に行って日露勢力に撃墜された米軍機は乙女湖に沈められていることが新たに分かった。乙女湖に沈められている救助の米軍機の上に、攻めてきて墜落したソ連軍機mig25が沈められた状態となっている。
また、乙女湖への水棺を目撃した地域住民や登山者が日本の山梨県警察及び警察予備隊北富士に惨殺され、クリスタルライン沿道に埋設されている惨殺遺体は500体を越える大変な事態となっていたことが新たに分かった。例えば、日本の警察予備隊北富士に虐殺されクリスタルライン沿道に埋められていた惨殺遺体を米軍で調査したところ、東京23区内にある有名高校の女学生17名と引率の先生3名であることが分かった。
また、昭和天皇がご搭乗されていたことが新たに分かった。
JAL123便にミサイルを打ち込んだF4は日本の警察予備隊習志野の小林パイロットであった。
http://adoi.hatenablog.com/entry/2019/08/24/170856
警察コンツェルンによる日本政府並びに皇室へのクーデターで警察予備隊北富士が日本の首都東京に侵攻し警察政権を目指す動きであった