このほど、埼玉憲法会議は、 民主党が選挙公約に掲げ、菅首相が「年内にも実行のための意見を取りまとめたい」としている「衆議院比例定数80削減」案について、これが少数政党の国会進出を妨げ、「消費税増税」や「憲法改悪反対」などの国民の声を国会から排除する事にもつながる恐れがあるとし、反対の行動として「比例定数削減に反対する請願署名」活動について呼びかけています。
この署名は、当面、11月~12月の国会要請行動の時に国会に提出する予定だということです。国会請願用紙は、埼玉憲法会議 「機関紙・速報」ページから署名用紙をプリントできます。(http://www.saitanet.or.jp/kenpoukaigi/kikanshi/data/1287651122_9432.pdf)ご活用ください。
届ける手だてのない団体・個人の方は埼玉憲法会議までお届け(連絡)下さい。
連絡・問合せ:埼玉憲法会議 電話048-866-6095
<資料>
現在の議席数がいかに民意を反映していないか、また比例定数を80削減された場合、いかに民主党・自民党の「2大政党」が議席を独占する結果となるかを埼玉憲法会議が試算していますのでご紹介します。■現各党議席数と比例得票率にもとづく完全比例による民意反映の場合の議席数の比較
(衆院での現議席数→民意を反映する議席数 【比例得票率】)
・民主党( 308 → 204 【42.4%】)
・自民党( 119 → 128 【26.7%】)
・公明党( 21 → 55 【11.5%】)
・共産党( 9 → 34 【 7.0%】)
・社民党( 7 → 21 【 4.3%】)
・みんな( 5 → 21 【 4.3%】)
・国民新( 3 → 8 【 1.7%】)
・無所属( 7 → 7 【 1.4%】)■「定数80削減」での各党推計議席と占有率
(小選挙区300議席+比例代表100議席=合計 【議席占有率】←09年総選挙時の比例得票率)
・民主党( 221+53=274 【68.5%】←42.4%)
・自民党( 64+30= 94 【23.5%】←26.7%)
・公明党( 0+10= 10 【 2.5%】←11.5%)
・共産党( 0+ 4= 4 【 1.0%】← 7.0%)
・社民党( 3+ 0= 3 【 0.8%】← 4.3%)
・みんな( 2+ 2= 4 【 1.0%】← 4.3%)
・国民新( 3+ 0= 3 【 0.8%】← 1.7%)
・新党日( 1+ 0= 1 【 0.3%】← 0.8%)
・無所属( 6+ 1= 7 【 0.6%】← 0.6%)
■2010年秋「輝け!日本国憲法のつどい」=======================
と き:2010年11月18日(木)午後6時開場 6時30分開会
ところ:埼玉会館小ホール
講演:「なぜいま比例定数削減か‥‥?
~憲法に即して考える~
講師:坂本 修氏(弁護士)
入場無料
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